文献

J-GLOBAL ID：202002275990852451   整理番号：20A2215146

岩石中の毛管上昇中の流れ経路選択:細孔分岐と細孔半径変動の影響【JST・京大機械翻訳】

Flow Path Selection During Capillary Rise in Rock: Effects of Pore Branching and Pore Radius Variation

著者 (3件)： Yokoyama Tadashi (Graduate School of Advanced Science and Engineering, Hiroshima University, Hiroshima, Japan) ,  Yorimoto Masashi (Furukawa Mfg. Co., Ltd., Mihara, Hiroshima, Japan) ,  Nishiyama Naoki (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki, Japan)
資料名： Transport in Porous Media  (Transport in Porous Media)
巻： 135  号： 1  ページ： 79-99  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0516A  ISSN： 0169-3913  CODEN： TPMEEI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細孔半径分布が異なる5つの砂岩と石灰岩に関する毛管上昇実験の新しくて既存の結果を分析した。Lucas-Washburn方程式(毛管上昇高さの二乗)のフィッティングは,測定した毛管上昇速度を再現するために,岩石中の実際の細孔半径よりも著しく小さい有効細孔半径が,著しく小さいことを示した。細孔分岐の影響を従来の細孔半径変化モデルと組合わせる毛管上昇モデルを用いて結果を解釈した。モデルを以下の通り概説した。(1)測定した細孔半径分布から3つの代表的な細孔半径を選択し,(2)水が狭い細孔と広い細孔の分岐点で進行する方向を評価し,(3)流れ経路半径の変化を考慮した有効細孔半径を計算した。最も重要なステップは代表的な細孔半径の選択であり,モデルの概念が最初に導入された著者らの以前の研究では未知であった。6つの岩石の細孔半径分布を解析し,岩石に一般的に適用できる3つの細孔半径の明確な選択基準を導いた。モデル計算は,実験データの大部分は分岐点における狭い細孔に対する水の進展によって説明され,実験的に決定された有効細孔半径はモデルによってうまく予測されることを示した。このモデルは,種々の多孔質媒体中の水の毛管上昇速度の予測に利用できる。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 石灰岩 ,  *岩石 ,  砂岩 ,  選択基準 ,  経路選定 ,  メニスカス ,  *細孔
準シソーラス用語： *毛管上昇 ,  多孔質媒体 ,  モデル計算 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 毛管上昇 ,  Meniscus ,  細孔半径分布 ,  砂岩

分類 (1件)： 不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (7件)： 岩石 ,  毛管上昇 ,  流れ ,  経路選択 ,  細孔 ,  分岐 ,  半径