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J-GLOBAL ID：202002276180925486   整理番号：20A0578977

系統発生学的解析は,ニホンザル(Macaca fuscata yakui)から分離されたサルフォーミーウイルスが日本のHondoマカク(Macaca fuscata fuscata)の大部分とは異なっていることを明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Phylogenetic analyses reveal that simian foamy virus isolated from Japanese Yakushima macaques (Macaca fuscata yakui) is distinct from most of Japanese Hondo macaques (Macaca fuscata fuscata)

著者 (7件)： Hashimoto-Gotoh Akira (Laboratory of Virus-Host Coevolution, Institute for Frontier Life and Medical Sciences, Kyoto University, Kyoto 606-8507, Japan) ,  Yoshikawa Rokusuke (National Research Center for the Control and Prevention of Infectious Diseases (CCPID), Nagasaki University, Nagasaki 852-8523, Japan) ,  Yoshikawa Rokusuke (Institute of Tropical Medicine (NEKKEN), Nagasaki University, Nagasaki 852-8523, Japan) ,  Nakagawa So (Department of Molecular Life Science, Tokai University School of Medicine, Kanagawa 259-1193, Japan) ,  Okamoto Munehiro (Center for Human Evolution Modeling Research, Primate Research Institute, Kyoto University, Aichi 484-8506, Japan) ,  Miyazawa Takayuki (Laboratory of Virus-Host Coevolution, Institute for Frontier Life and Medical Sciences, Kyoto University, Kyoto 606-8507, Japan) ,  Miyazawa Takayuki (International Research Unit of Advanced Future Studies, Kyoto University, Kyoto 606-8502, Japan)
資料名： Gene  (Gene)
巻： 734  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0701B  ISSN： 0378-1119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニホンザル(Macaca fuscata)は,日本列島に生息する固有の旧世界サル(OWM)種である。ニホンザルの2つの亜種があり,Y島島を排他的に生息し,日本の本土に生息しているマカク(M.f. fuscata)が生息していることが知られている。日本の本土に生息している特定の親のマカク群からYaksima macaqueは分岐していると考えられている。しかしながら,Yaksima macaqueのサブスペシエーションの過程は,まだ不明である。本研究では,ニホンザルのサブスペシエーションの過程への新しい洞察を得るために,著者らはマーカーとしてsimian foamyウイルス(SFV)を利用した。SFVSは,ヒトを除いて実質的に全ての霊長類で見出され,宿主と種特異的な共種形成を受ける。SFVにおけるenv遺伝子の保存領域の系統発生分析は,高い統計的信頼性を有するOWMのそれと著しく類似していた。系統発生分析はまた,調査したアジアOWMの間に4つの(1-4)遺伝子型があることを示した。Yakushimaを除くアジアのOWM由来のSFVSは遺伝子型1~3と分類されたが,全てのYaksima macaquesと1つのHondo macaqueから分離されたSFVは遺伝子型4と分類された。興味あることに,遺伝子型4は遺伝子型の残りから最初に分岐し,遺伝子型4SFVに感染したマカクはニホンザルの「古い」個体群から誘導されたことを示す可能性がある。Y久島での遺伝子型4 SFVの高い罹患率は,それらが早く定着した個体群の子孫である可能性を反映している可能性があり,これはY久島で地理的に分離されている。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 霊長類 ,  スペシエーション ,  種分化 ,  信頼性 ,  地理学 ,  *Macaca ,  個体群 ,  *ニホンザル ,  アジア ,  ヒト ,  遺伝子型
準シソーラス用語： 系統解析 ,  亜種 ,  日本列島 ,  *サルフォーミーウイルス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： サルフォーミーウイルス ,  宿主ウイルス共進化 ,  屋久島マカク ,  分子マーカー

分類 (3件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 系統発生学 ,  解析 ,  ニホンザル ,  Macaca ,  サルフォーミーウイルス ,  日本 ,  マカク