抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球温暖化が今後さらに進行すると,台風に伴う雨がより強くなることが予想されている。加えて,日本の位置する中緯度帯では台風の移動速度が遅くなることも指摘されている。降水の強化と移動速度の減速の相乗効果で,台風に伴う被害が将来さらに激甚化する可能性がある。一方,個々の台風の予報精度は近年格段に向上しており,例えば台風の進路予報の誤差は最近の20年間で半分以下となっている。外国の気象局のデータを使ったり,機械学習による手法を新たに取り入れるなど,気象庁の発表する台風予報は年々改善,改良されている。(著者抄録)