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J-GLOBAL ID：202002276681810955   整理番号：20A1082395

木質バイオマスの半流動,高温圧縮水処理における酢酸オクチル混合による糖濃度の改善【JST・京大機械翻訳】

Improving saccharide concentration by mixing octyl acetate during semi-flow, hot-compressed water treatment of woody biomass

著者 (4件)： Minami Eiji (Graduate School of Energy Science, Kyoto University, Yoshida-honmachi, Sakyo-Ku, Kyoto, 606-8501, Japan) ,  Bito Daiki (Graduate School of Energy Science, Kyoto University, Yoshida-honmachi, Sakyo-Ku, Kyoto, 606-8501, Japan) ,  Kawamoto Haruo (Graduate School of Energy Science, Kyoto University, Yoshida-honmachi, Sakyo-Ku, Kyoto, 606-8501, Japan) ,  Saka Shiro (Graduate School of Energy Science, Kyoto University, Yoshida-honmachi, Sakyo-Ku, Kyoto, 606-8501, Japan)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 137  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスベースのエタノールまたは酢酸は,木材加水分解後の糖類の発酵により生産できる。高い糖収率と濃度の両方が,効率的な加水分解プロセスを達成するために不可欠である。しかし,半流動,熱間圧縮水処理,木材加水分解の候補としての収率と濃度の間のトレードオフがある。このトレードオフは,高い糖類収率には速い水流速が必要であるが,大量の水は生成した加水分解物を希釈するからである。本研究では,ブナ材の熱間圧縮水処理中の水非混和性溶媒である酢酸オクチルを混合した。酢酸オクチルを添加することにより,水流速を増加させることなく高流量を達成し,糖濃度を改善し,一方,糖収率の減少を抑制した。さらに,発酵に対して阻害効果を持つリグニン由来オリゴマは,酢酸オクチルに溶解することができるので,加水分解物から除去された。得られた加水分解物を用いて酢酸発酵を行い,酢酸オクチルなしで得られた加水分解物と比較して発酵性が著しく改善されることを見出した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 木材 ,  リグニン ,  流量 ,  *ホットプレス ,  *水処理 ,  加水分解 ,  *糖度 ,  流速 ,  オリゴマ ,  ブナ材 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： 加水分解物 ,  糖質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 高温圧縮水 ,  酢酸オクチル ,  リグノセルロース ,  酢酸発酵

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (3件)： エタノール ,  酢酸オクチル ,  酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 木質バイオマス ,  流動 ,  高温圧縮 ,  水処理 ,  酢酸オクチル ,  糖濃度