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J-GLOBAL ID：202002276873085582   整理番号：20A1776670

AMD+JAMアプローチによる重イオン衝突における中性子-陽子動力学とπ中間子生成

Neutron-proton dynamics and pion production in heavy-ion collisions by the AMD+JAM approach

著者 (5件)： IKENO Natsumi (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  IKENO Natsumi (Centro Mixto Universidad de Valencia-CSIC, Valencia, ESP) ,  ONO Akira (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NARA Yasushi (Akita International Univ., Akita, JPN) ,  OHNISHI Akira (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： JPS Conference Proceedings (Web)  (JPS Conference Proceedings (Web))
巻： 32  ページ： ROMBUNNO.010067 (WEB ONLY)  発行年： 2020年07月16日 
JST資料番号： U1201A  ISSN： 2435-3892  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・2つの輸送モデルAMDとJAMを組み合わせることにより,アプローチ内でのπ中間子生成のメカニズムを研究。
・270~300MeV/核子での¹³²Sn+¹²⁴Sn衝突の場合,Δ共鳴とπ中間子の生成は摂動として考慮。
・核子動力学とΔおよびπ中間子生成の間の相関を研究するために,クラスタ相関がある場合とない場合の2つの異なるAMD計算が実行。
・その結果,中性子と陽子の動力学を反映して,Δ共鳴とπ中間子が生成されるメカニズムを発見。
・高密度・高運動量領域では,Δ^-/Δ⁺⁺の生成比が中性子-陽子二乗比(N/Z)²とほぼ一致することが判明。
・また,反応の最終段階で変更を加えて,Δ生成比,したがって(N/Z)²がπ^-/π⁺比に直接反映されることも定量的に判明。

シソーラス用語： *π中間子 ,  δ共鳴 ,  *重イオン衝突 ,  粒子生成 ,  *結合エネルギー ,  モデル ,  クラスタ ,  中性子 ,  陽子 ,  動力学
準シソーラス用語： 対称エネルギー ,  中間子生成 ,  輸送モデル

分類 (2件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F) ,  中間子と中間子共鳴  (BF04030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 重イオン衝突 ,  中性子 ,  陽子 ,  動力学 ,  中間子生成