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J-GLOBAL ID:202002277130895772   整理番号:20A0979437

切除不能肝細胞癌の画像誘導経動脈化学塞栓術のためのLipiodol/生分解性ポリマーに基づく放射線不透過性薬剤溶出ビーズの作製【JST・京大機械翻訳】

Fabrication of radiopaque drug-eluting beads based on Lipiodol/biodegradable-polymer for image-guided transarterial chemoembolization of unresectable hepatocellular carcinoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 175  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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経動脈化学塞栓術(TACE)のための新しい放射線不透過性/生分解性薬物溶出ビーズ(DEBs)を,マイクロ流体デバイスを通してリピオドールとポリカプロラクトン(PCL)(リピオドール/PCLビーズ)を用いて作製した。TACEは切除不能肝細胞癌(HCC)に対する最も拡張的な治療法である。DEBSは腫瘍供給動脈に対する持続的で腫瘍選択的な薬物送達特性を有する塞栓性ミクロスフェアである。従来のDEBsはそれ自身によって放射線不透過性でなく,生分解性ではないので,DEB-TACE処置後のCT画像を通してビーズ局在化と減衰を監視することは困難であり,非標的塞栓術後の合併症は潜在的により深刻になる。本研究において,著者らの新しい生分解性リピオドール/PCLは浸漬後11日目の重量の63.5%を失い,11日目にLipiodol/PCLビーズから0.94μgのミリプラチン(親油性白金系抗癌剤)を同時に放出することを見出した。また,分解速度は,PCLの分子量とリピオドール/PCLの比率を変化させることにより,11日で重量損失の18.2%から63.5%まで制御できることを見出した。ビーズの平均直径は,マイクロ流体デバイスの流量比を変えることにより,良く制御できた。in vitroでの放射線不透過性に関しては,Lipiodol/PCLビーズは,5600HU以上の平均減衰を伴って,CTイメージングを通して明確に可視化された。さらに,in vivoでの放射線透過性実験から,ウサギ血管におけるリピオドール/PCLビーズによる塞栓が,CT画像を通して明確に認識され,薬物と塞栓性粒子に関する精密な位置情報を提供することにより,現在のTACE手順を改善する新しく合成された生分解性ビーズの高い可能性を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 

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