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J-GLOBAL ID:202002277272889305   整理番号:20A1325780

塩化物誘起腐食による鉄筋コンクリート柱試験片における水平鉄筋の腐食挙動に及ぼす銅スラグの影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of copper slag on corrosion behavior of horizontal steel bars in reinforced concrete column specimen due to chloride-induced corrosion
著者 (4件):
資料名:
巻: 255  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塩化物浸透による劣化は,鉄筋コンクリート(RC)の耐久性の減少につながる要因間の主要な問題と考えられている。コンクリート中の鉄筋の腐食は,電気化学反応によって水と酸素の存在下で伝播する。近年,建設材料としての産業副産物の使用は,汚染物質廃棄物を減らし,持続可能な発展に向けて建設工事で有益であるので,促進されてきた。銅スラグ細骨材(CUS)は,製造銅のプロセスを通して生産される産業副産物である。本研究の目的は,鉄筋コンクリートプロトタイプ試験片における水平鋼棒の腐食挙動とプロセスに関連する溶存酸素を含む,塩化物イオンと水を含む腐食物質の侵入に及ぼすCUSの影響を調べることである。CUSとフライアッシュ(FA)の部分置換と対照試料として普通ポルトランドセメント(OPC)とのコンクリート混合物における出血水による水平鋼棒の被覆コンクリートと健全性における不均一性について詳細な解析を行った。本研究では,コンクリート構造物の劣化が海における塩化物イオン浸透から生じると仮定した。塩素イオン濃度および電気-化学的測定に関連するいくつかのパラメータに関して,湿潤および乾燥サイクルによる塩化物誘起腐食を調べた。結果は,鉄筋コンクリート柱試験体におけるCUS(30vol%)による細骨材の部分置換が,陰極反応に対する酸素透過性のより低い速度をもたらし,これは,カラム試料のカソード分極特性の変化によって例証できることを示した。マクロセル腐食は,偏析による亀裂によるCUSコンクリートにおいて部分的に顕著であるが,CUSコンクリート試料で観察されたミクロセル腐食電流密度は,OPCコンクリート試験片で観察されるそれらと比較して,一般的にはそれほど厳しくない。XRD分析で得られた結果に基づいて,砂置換としてのコンクリート混合物へのCUSの添加は新しいピークを記録せず,ピーク強度を増加させた。結果は,CUS置換が,試験したコンクリート混合物の鉱物の組成に影響を及ぼさず,従って,OPC混合物と明らかに互換性があることを示した。銅スラグ細骨材添加のこの有益な効果は,廃棄産業廃棄物の環境問題に対する解決策としてコンクリートの良好な耐久性性能に寄与し,銅スラグコンクリートは海洋環境で建設された構造物に広い応用を有する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
モルタル,コンクリート  ,  コンクリート構造 

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