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J-GLOBAL ID:202002277621687308   整理番号:20A0116785

銅含有錯体の安定化に及ぼす弱い相互作用の役割:金属蛋白質のモデルとしての三元-Cu(II)(DA)(AA)錯体(DA=ジアミンおよびAA=アミノ酸)における非共有結合相互作用のDFT研究

The Role for the Weak Interaction on the Stabilization of Copper-Containing Complex: DFT Investigation of Noncovalent Interactions in Ternary-Cu(II) (DA)(AA) Complexes (DA = Diamine and AA = Amino Acids) as a Model of Metalloprotein
著者 (7件):
資料名:
巻: 92  号: 11  ページ: 1874-1882(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1703A  ISSN: 1348-0634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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生物学的過程における非共有結合または弱い相互作用によって果たされる重要な役割の観点から,それらを分子レベルで理解することは重要である。配位子-配位子相互作用のためのプラットフォーム分子としての三元Cu(II)錯体に関する熱力学的,分光学的およびX線構造研究の結果に基づいて,アミノ酸の芳香環(フェニル,フェノールおよびインドール)とイミダゾール,ジアミンの芳香環の間のπ-π相互作用の存在を示した。最も適切な方法を得るために,[Cu(hista)(Phe)]ClO4の実験的に決定された構造に対する三重ζ(def2TZVP)基底関数系を用いて,異なるDFT汎関数(純粋GGA,メタGGA,ハイブリッドGGAおよびメタハイブリッドGGA)を用いて系統的理論研究を行った。異なる三成分錯体[Cu(hista)(AA)]ClO4(AA=Phe,Tyr,Trp,Leu,Ile,Ala,Met,Val)に対する幾何学,電子構造および非共有相互作用に関する信頼できる洞察を,最も正確な方法(PW91/DF2TZVP/CPCM)を適用することにより得た。計算した安定度定数(logK)は実験結果と良く一致した。非共有相互作用(NCI)とTDDFT法により,Phe,Tyr,Trpを含む三元Cu(II)錯体の間の非共有結合相互作用と励起状態の違いについての知識を得た。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  原子の電子構造  ,  イミダゾール 
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