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J-GLOBAL ID：202002278028558883   整理番号：20A1722143

冬期路面がACCを作動させながらカーブに進入するドライバの危険回避行動に与える影響

Effects of Winter Road Surface on Driver’s Risk Avoidance Behavior when the Vehicle Are Entering a Curve with Adaptive Cruise Control

著者 (6件)： 白石直之 (北大 工) ,  高橋翔 (北大 大学院工学研究院) ,  萩原亨 (北大 大学院工学研究院) ,  岡田稔 (デンソー) ,  内藤利幸 (ドーコン) ,  宗広一徳 (土木研 寒地土木研)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 61  ページ： ROMBUNNO.34-3  発行年： 2020年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 冬期のSAEレベル2以上の運転支援・自動運転導入にはドライバが危険を感じる走行環境の把握が必要である.本研究では公道において走行実験を行い,カーブ区間に着目し冬期道路環境でACC動作中にドライバがとった危険回避行動(実験参加者:6名)と,そのときの道路線形,路面のすべりやすさ,気象条件について検討した.走行実験の結果から道路線形と路面のすべり抵抗値,走行速度を組み合わせた条件を考え,道路線形が厳しい環境であってもすべり抵抗値が高く環境であればドライバの危険感が減少し,ドライバによる危険回避行動を減らすことができる可能性を明らかにした.また,道路線形が厳しい区間やすべり抵抗値が低い区間ではシステムが予め走行速度を低下させることでドライバに危険感を与えない走行が可能となることを示唆した.(著者抄録)

シソーラス用語： *路面 ,  冬 ,  制御 ,  *安全性 ,  リスク管理 ,  *走行試験 ,  滑り抵抗 ,  ロジットモデル ,  操作 ,  *適応走行制御 ,  *リスク回避 ,  交通モデル
準シソーラス用語： オーバライド ,  滑り抵抗値 ,  *危険回避 ,  走行実験 ,  冬季

分類 (2件)： 交通調査  (TB01031B) ,  道路工学一般  (RC08010M)

引用文献 (3件)：

• 加藤佑基,萩原亨,岡田稔,内藤利幸,宗広一徳: 速度協調システム利用時にドライバがシステム介入したときの冬期の道路状況に関する研究,自動車技術会論文集,Vol.50,No.4,P.1120-P.1125,(2019)
• 切石亮,徳永ロベルト,高橋尚人:冬期路面状態評価手法の比較試験について,寒地土木研究所月報, No.702,P.50-P.55,(2011)
• 道路構造令の解説と運用 公益社団法人日本道路協会,(2015)

タイトルに関連する用語 (5件)： 路面 ,  ACC ,  カーブ ,  ドライバ ,  回避行動