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J-GLOBAL ID：202002278830446065   整理番号：20A2020352

非線形構造の物理的パラメータを推定するための時間領域反転のための時系列における単純な区分的線形化【JST・京大機械翻訳】

Simple piecewise linearisation in time series for time-domain inversion to estimate physical parameters of nonlinear structures

著者 (2件)： Enokida Ryuta (Hazard and Risk Evaluation Research Division, International Research Institute of Disaster Science, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Kajiwara Koichi (Hyogo Earthquake Engineering Research Center, E-Defense, National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Miki, Japan)
資料名： Structural Control and Health Monitoring  (Structural Control and Health Monitoring)
巻： 27  号： 10  ページ： e2606  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2752A  ISSN： 1545-2255  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,時間領域反転(TDI)のための時系列(SPLiTS)における簡単な区分的線形化を導入し,非線形構造の物理パラメータを推定した。SPLiTSは,変位応答データにおける各半サイクル波に基づく区分的線形化構造のセットである非線形構造を考慮する。線形化のために,SPLiTSは,損傷構造が一般的に表示する中心点シフトの影響を意図的に最小化する。単一/多自由度(SDOF/MDOF)構造の応答データにSPLiTSを理論的に導入後,数値シミュレーションと実験から得たデータに対してパラメータ推定を行った。中心点シフトの考察の効率を,応答データが3線形ヒステリシスばねを持つ非線形SDOF構造によって得られる数値シミュレーションのパラメータ推定で実証した。次に,SPLiTSを振動台試験の実験データに適用し,試験片は1階構造を模倣し,降伏挙動を示した。SPLiTSによるTDIは,非弾性範囲における時系列における減衰の増加および剛性の減少を示す物理的パラメータを合理的に推定した。次に,SPLiTSを2013年のE-Defenseで実物大の3階構造に対して実施した振動台試験の実験データに適用した。各階の減衰係数と剛性を,異なる振幅の試験片に対して合理的に推定した。これらの実験データに対して,時系列における減衰によって計算した推定構造エネルギー吸収は,試験片の構造損傷と良く対応した。したがって,構造エネルギー吸収は構造損傷を示す有用な指標であることを証明した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒステリシス ,  剛性 ,  降伏 ,  線形性 ,  *非線形構造 ,  パラメータ推定 ,  非弾性 ,  エネルギー吸収
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  *線形化 ,  変位応答 ,  多自由度 ,  *時間領域 ,  構造損傷 ,  物理パラメータ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 物理的パラメータ推定 ,  振動台試験 ,  構造エネルギー吸収 ,  構造ヘルスモニタリング ,  システム同定 ,  時間領域反転

分類 (5件)： 緩衝器,ばね  (QB01110U) ,  振動伝搬  (BB02040K) ,  生体計測  (EL03020C) ,  構造設計一般  (RA04010E) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 非線形構造 ,  物理 ,  パラメータ ,  推定 ,  時間領域 ,  反転 ,  時系列 ,  線形化