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J-GLOBAL ID:202002279001086870   整理番号:20A1237820

現代の教育現場における動物飼育空間のあり方に関する研究(その2):時代の変遷に即した小学校動物飼育環境についての考察

RAISING SPACES FOR ANIMALS IN THE CURRENT ELEMENTARY SCHOOL SYSTEM PART 2: AN INVESTIGATION OF ANIMAL-RAISING ENVIRONMENTS OVER TIME
著者 (3件):
資料名:
巻: 85  号: 768  ページ: 187-195(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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小学校で飼育された動物は,「生命の尊重」,「自然の摂理」,「動物に対する親しみ」などの教育的目標を持つカリキュラムにおいて,いくつかの課題に関連している。カリキュラムの外側では,住宅環境の変化によって,兄弟数の減少や家庭で飼育されている動物の数の減少等といった児童の社会的環境への変化のために,学校での動物の飼育がますます必要とされている。学校において動物を飼育する必要性は認識されているが,多くの学校では,アレルギーを有する子供の数の増加,学校の休暇中に必要な世話,そして暑い夏の間の厳しい気候といったいくつかの問題のために,もはや動物を飼育していない。本研究の目的は,学校における現状の制約事項に従って,動物を飼育する空間とその環境を提案することであった。この目的を達成するために,研究は2つの部分で構成されており,すなわち,第1部では,動物飼育環境において時代の経過と共に起こった変化と,教育的目標-それは1900年代に遡った学校における動物の飼育の歴史,を理解することを目的とした。第2部では,現地調査,アンケート調査,および教師に対するインタビューを通して,今日の小学校における動物飼育環境に対する問題を明らかにし,空間的要件を明らかにすることを目的とした。動物飼育環境の変化に関する研究は以下の通りであり,それはすなわち,動物を飼育するために外部おりが長い間使用されてきたが,子供が動物を観察するためにおりの前部空間を用いる方法と共に,おりの周りの屋外空間が変化したことである。現行の学校システムにおける動物飼育環境に関する問題と必要条件に関する研究は以下の通りであり,それはすなわち,多くの教師は理想的な動物飼育空間として「屋外」を選択したが,何人かの教師は「エントランスホール」と「教室」を選択したことである。各空間には異なる長所と短所がある。また,それは動物種の選択において異なる傾向を持っており,すなわち,学校が必要とする動物飼育環境には多様性がある。これらの研究は,次世代型に照準を定めた,現在の小学校システムに最も適している動物飼育環境が以下の通りであることを示しており,それはすなわち,学校における飼育環境の変化に対応する必要があるということである。同時に,学校が地域居住者または動物の専門家の協力を求め,受け入れることができるように,動物飼育環境とシステムを準備する必要がある。本研究を通して,各学校がその運用と教育目標に応じて利用できる様々な方式の選択肢を提案することができる。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (6件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
教育施設,文化施設,宗教建築  ,  動物飼養一般 
引用文献 (11件):
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