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J-GLOBAL ID：202002279355214713   整理番号：20A0886392

転写因子ATF7は脂肪細胞分化と熱発生遺伝子プログラミングを制御する【JST・京大機械翻訳】

The Transcription Factor ATF7 Controls Adipocyte Differentiation and Thermogenic Gene Programming

著者 (7件)： Liu Yang (RIKEN Cluster for Pioneering Research, Tsukuba, Ibaraki 305-0074, Japan) ,  Maekawa Toshio (RIKEN Cluster for Pioneering Research, Tsukuba, Ibaraki 305-0074, Japan) ,  Yoshida Keisuke (RIKEN Cluster for Pioneering Research, Tsukuba, Ibaraki 305-0074, Japan) ,  Muratani Masafumi (Department of Genome Biology, Faculty of Medicine, University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8575, Japan) ,  Chatton Bruno (Universite de Strasbourg, UMR7242 Biotechnologie et Signalisation Cellulaire, Ecole Superieure de Biotechnologie de Strasbourg, BP10413 Illkirch, France) ,  Ishii Shunsuke (RIKEN Cluster for Pioneering Research, Tsukuba, Ibaraki 305-0074, Japan) ,  Ishii Shunsuke (Graduate School of Comprehensive Human Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8577, Japan)
資料名： iScience  (iScience)
巻： 13  ページ： 98-112  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5512A  ISSN： 2589-0042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪細胞は代謝ホメオスタシスの調節における主要なプレーヤーとして機能し,脂肪細胞の分化と機能に寄与する因子は肥満と関連する代謝障害の合併に対する有望な標的である。ストレス応答性クロマチン調節因子7(ATF7)の活性化転写因子7(ATF7)はエネルギー代謝に関与するが,根底にある機構は不明のままである。ここでは,ATF7が脂肪細胞分化に必要であり,脂肪細胞においてヒストンジメチルトランスフェラーゼG9aと相互作用し,インターフェロン刺激遺伝子の発現を抑制し,それが脂肪生成を抑制することを示した。ATF7のアブレーションは,鼠径白色脂肪組織におけるベジ脂肪生合成を促進する。ATF7は非結合蛋白質1をコードする遺伝子の転写調節領域に結合し,ヒストンH3K9ジメチル化を制御することによりそれをサイレンシングする。著者らの知見は,ATF7が脂肪組織における発生と機能の後成的制御に関与する多機能性脂肪細胞蛋白質であることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *脂肪細胞 ,  *遺伝子 ,  インターフェロン ,  *転写因子 ,  アブレーション ,  ホメオスタシス ,  タンパク質 ,  相互作用 ,  脂肪組織 ,  鼠径 ,  リポゲネシス ,  遺伝子サイレンシング ,  遺伝的調節 ,  代謝異常 ,  エネルギー代謝

著者キーワード (3件)： 生物科学 ,  分子生物学 ,  遺伝子調節の分子機構

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 転写因子 ,  脂肪細胞分化 ,  発生遺伝子 ,  プログラミング