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J-GLOBAL ID:202002279436224960   整理番号:20A2738818

エッジコンピューティングを用いた効率的な分割/分散ニューラルネットワークモデルの構築

Construction of an Efficient Divided/Distributed Neural Network Model Using Edge Computing
著者 (6件):
資料名:
巻: E103.D  号: 10  ページ: 2072-2082(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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最新の深層学習は性能を著しく改善し,多様なアプリケーションで使用されている。ニューラルネットワークの推論プロセスに必要な計算量は大きいので,監視カメラのようなデータ収集位置ではなく,データセンタに搭載された豊富な計算力を持つサーバによって処理される。エッジコンピューティングは,この問題を解決するためにかなり注目されている。しかし,エッジコンピューティングは限られた計算資源のみを提供できる。したがって,エッジデバイスとサーバの両方を用いて分割/分散ニューラルネットワークモデルを仮定した。エッジ上の畳み込み層の処理部分によって,通信量はセンサデータのそれより小さくなる。本論文では,Wi-Fi,3Gおよび5G通信による分散環境および推定FPS値に関するAlexNetおよび他の8つのモデルを評価した。通信コストを減らすために,通信の前に圧縮プロセスを導入した。この圧縮は物体認識精度を劣化させる可能性がある。必要条件として,FPSを30またはより速く,物体認識精度を69.7%以上に設定した。この値はニューラルネットワークの活性化を二値化する近似モデルに基づいて決定される。必要条件を満足しながら最小エネルギーを消費する最適構成を見つけるために,性能とエネルギーモデルを構築した。総合評価を通して,著者らは,全て9つのモデルの最適構成を見つけた。AlexNetのような小さなモデルに対して,エッジで全モデルを処理することは最良であった。他方,VGG16のような巨大なモデルに対して,サーバで全モデルを処理することは最良であった。中規模モデルに対して,分散モデルは良い候補であった。著者らは,このモデルが,FPSと精度要求を満たしながら,最もエネルギー効率の高い構成を見出し,分散モデルは,エネルギー消費を48.6%まで,そして平均で6.6%まで首尾よく削減することを確認した。また,HEVC圧縮は,入力データまたは分散推論プロセス間の特徴データを転送する前に重要であることも見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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ディジタル計算機方式一般  ,  計算機網 
引用文献 (23件):
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