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J-GLOBAL ID：202002279700113945   整理番号：20A2713351

世界環境憲章と環境法原則(その1)6 中国における市街地の土壌汚染修復と汚染者負担原則

著者 (1件)： MO Ye (大阪大 大学院法学研究科)
資料名： 環境法研究  (Zeitschrift fuer Umweltrecht)
号： 11  ページ： 99-110  発行年： 2020年11月20日 
JST資料番号： F1906A  ISSN： 2188-708X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・中国においても,1979年の環境保護法(試行)からこの汚染者負担原則が導入され,現在は環境保護の基本原則の1つとして確立。
・中国では大気汚染や水質汚濁に加え,土壌汚染も深刻で,特に都市再開発が推進されている各都市では,汚染土壌が修復されないまま土地開発され,二次的汚染によって公共の安全が脅威。
・土防法が制定される前にも,土壌汚染問題に対処するために,幾つかの法政策が施行。
・土防法は中国初の土壌汚染対策法であり,生態系の保護及び改善,土壌汚染の防止及び修復,国民の健康維持,土壌資源の永続的利用の推進等を目的として制定。
・土壌汚染調査及び修復等の活動に係る費用は汚染者の負担とする規定が設けられ,汚染者負担原則が強化されたことは,中国の土壌汚染対策にとって,極めて重要な意義。

シソーラス用語： 国際法 ,  中華人民共和国 ,  市街地 ,  *法規 ,  土壌汚染 ,  汚染 ,  保全 ,  健康管理
準シソーラス用語： 国際環境法 ,  *土壌汚染対策法 ,  汚染者 ,  生態系保全 ,  健康維持 ,  *費用負担

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 世界 ,  環境 ,  環境法 ,  原則 ,  中国 ,  市街地 ,  土壌汚染 ,  修復