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J-GLOBAL ID:202002279905265233   整理番号:20A2808734

Fickの法則に基づく固体酸化物燃料電池におけるアノード中の実効二元拡散率の決定

Determination of effective binary diffusivity in anode of solid oxide fuel cell based on Fick’s law
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 20-00239(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0484A  ISSN: 2187-9745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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固体酸化物燃料電池(SOFC)の性能と耐久性の改善のために,それらの多孔質電極中におけるガス輸送現象を明らかにすることが重要である。本研究は,YSZ(Y2O3安定化ZrO2)電解質とNi-YSZアノードからなるアノード支持SOFCのアノード中のH2-H2O系の実効二元拡散率のその場測定のために,二つの方法,酸素センサー法と電気化学的インピーダンス法を提案している。これらの方法によって,実効二元拡散率を,二つの位置,アノードの内部と表面での水素ガス濃度を用い,Fickの法則に基づいて決定した。酸素センサー法が用いられる時,アノード中の局所水素ガス濃度は,YSZが被覆された白金ワイヤでできたセンサーで決定される。一方,電気化学的インピーダンス法が用いられる時,電解質に接するアノード中の平均水素ガス濃度は測定された電気化学的インピーダンススペクトルを解析することで決定される。これらの方法で決定された実効二元拡散率は,同じ条件の下でほぼ同じである。そしてまた,アノード断面のSEM画像を解析することで得た気孔率は,体積平均化細孔径を用いて計算した実効二元拡散率と一致している。従って,これらの提案した方法は,SOFCが動作中の時のアノード中の水素ガス拡散率のその場測定を可能にすると判断される。さらに,燃料ガスを含む窒素ガスは,水素ガスの移動を抑制するように働くらしいことを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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固体中の拡散一般 
引用文献 (21件):
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