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J-GLOBAL ID：201102210692679886   整理番号：11A0803254

コンピュータ支援3D計量形態学

著者 (1件)： 足立吉隆 (物質・材料研究機構 材料信頼性萌芽ラボ)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 61  号： 2  ページ： 78-84  発行年： 2011年02月28日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 計量形態学では,ある断面における二次元(2D)組織上に描いた試験線と粒界や第二相の交点数を数えることで,粒径や体積率等の三次元(3D)の組織情報を得る。ありのままの組織形態を定量評価するには,3D像を評価する必要がある。3D計量形態学では,シリアルセクショニング法等で得られた3D像をコンピュータ上で位置補正し,ネットを掛けて連続化することにより3D像を得る。3D像は位相幾何学や微分幾何学に基づいて定量的に評価される。2D及び3D計量形態学を比較し,パーライト組織のラメラ間隔及び表面積の2D/3D評価結果を示した。3D像から求めた結晶粒径分布,位相幾何学による組織の連結度や入組み度の評価,3Dパーライト組織の平均曲率分布やガウス曲率分布を用いた定量解析などについて説明した。

シソーラス用語： 計量 ,  モルフォロジー ,  位相幾何学 ,  微分幾何学 ,  二次元 ,  *三次元 ,  立体画像 ,  *金属組織 ,  パーライト ,  層間隔 ,  表面積 ,  結晶粒径 ,  曲率 ,  *定量分析 ,  体積率
準シソーラス用語： *形態学

分類 (1件)： 金属組織観察法  (WB01010R)

引用文献 (17件)：

• 1) R. T. Dehoff and F. n. Rhines:計量形態学,牧島邦夫監訳,内田老鶴圃新社,(1983).
• 2) J. C. Russ and R. T. Dehoff: Practical Stereology, 2nd ed., Plenum Press, New York, (2000).
• 3) 陣内浩司,森田裕史,新原健一:高分子論文集,65(2008), 547–561.
• 4) 足立吉隆:ふぇらむ,13(2008),676–680.
• 5) H. Toda, I. Sinclair, J. Y. Buffière, E. Maire, K. H. Khor, P. Gregson and T. Kobayashi: Acta Mater., 52 (2004), 1305–1317.

タイトルに関連する用語 (4件)： コンピュータ支援 ,  3D ,  計量 ,  形態学