抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究グループでは,液体水素冷却超電導発電機の開発を目指して研究を行っている。超電導発電機の実現に向けて,回転子中の超電導界磁コイルを安定的に冷却することが求められる。それゆえ,超電導界磁コイルが気相中へ露出することがないよう,回転子内部の冷媒槽への冷媒の貯蔵,液面位置の適切な制御,及び冷媒の持続的な給排気を行うことができるか検証する必要がある。既に,冷媒として液体ヘリウムを使用した試験例は報告されているが,冷媒として液体水素を使用した試験については報告されていない。そこで本研究グループでは,超電導発電機の回転子を模擬した回転装置を用いて,液体水素冷却による1800rpmでの回転試験を行った。その結果,液体水素を回転子内に貯蔵した状態での回転試験に成功したため,試験の詳細について報告する。(著者抄録)