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J-GLOBAL ID:202002281379062517   整理番号:20A0444630

アスパラガスカルスおよび懸濁細胞株における硫黄含有代謝産物アスパラプチンの生産

Producing the sulfur-containing metabolite asparaptine in Asparagus calluses and a suspension cell line
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 265-267(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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S-オミクスと呼ばれる硫黄含有代謝産物(S-代謝産物)に対する超高分解能メタボロミクスを用いて,L-アルギニンとアスパラギン酸の複合体アスパラプチンを,グリーンアスパラガス(Asparagus officinalis)において見出した。アスパラプチンは,アンギオテンシン変換酵素の活性を阻害することが示されている。従って,このS-代謝産物のより多くの量が更なる分析に必要であるが,アスパラガスが多年生植物であり,アスパラプチンが蓄積するその芽は春から夏にかけて主に収穫できるという制約がある。これらを克服するために,グリーンアスパラガスからカルスおよび懸濁細胞株を調製した。液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を用いた非標的メタボローム分析を,材料並びに野生型アスパラガスから誘導された芽および3つのカルスで行った。分析から,グリーンアスパラガスから誘導されたカルス中のアスパラプチンの量が,mg乾物量当たりで他より多いことが示された。メチルジャスモン酸で処理した懸濁細胞株はアスパラプチンの誘導を示し,アスパラプチン生産が適切な培養条件下で修飾可能であることが示唆された。記述された材料は,現在知られていないこのS-代謝産物の生合成を研究するために,アスパラプチンの生産と統合メタボロミクスに利用できる。(翻訳著者抄録)
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