文献

J-GLOBAL ID：202002281632989199   整理番号：20A0491523

環境中に放出されたプラスチックごみの現状と課題 環境プラスチック問題の全容と課題および大阪市立環境科学研究センターの啓発・研究活動

著者 (3件)： 中尾賢志 (大阪市環境科学研究セ) ,  尾崎麻子 (大阪健康安全基盤研) ,  桝元慶子 (大阪市環境科学研究セ)
資料名： 季刊全国環境研会誌(Web)  (Journal of Environmental Laboratories Association (Web))
巻： 44  号： 4  ページ： 161-171 (WEB ONLY)  発行年： 2019年12月25日 
JST資料番号： U0860A  ISSN： 2424-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・環境中に放出されたプラスチックごみの現状と課題に関して,環境プラスチック問題の全容と課題および大阪市立環境科学研究センターの啓発・研究活動について概説。
・当研究センターでは2015年度からマイクロプラスチック(MP)に関する研究を開始し,主に下水処理場におけるMPの挙動に関する研究を進め,最終的に大阪湾圏域の干潟泥中のMP濃度を把握し,さらには干潟に生息する生物体内のMPを検出してMPの海洋生態系への悪影響を調査。
・これらの研究からプラスチックごみ問題とMP問題を概観し,次に当研究センターが行ってきた啓発活動と研究活動を紹介し,最後に今後の啓発および研究活動を展望。

シソーラス用語： *高分子廃棄物 ,  *ごみ ,  海洋汚濁 ,  *排出抑制 ,  廃棄物管理 ,  プラスチック ,  抑制 ,  研究開発 ,  湾 ,  生体内蓄積
準シソーラス用語： *海洋ごみ ,  流出抑制 ,  大阪湾 ,  マイクロプラスチック

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

引用文献 (40件)：

• 水産庁:藻場・干潟ビジョン, http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/keikaku/pdf/160120-02.pdf (2019.10.21アクセス)
• 中尾賢志,尾崎麻子,山﨑一夫,桝元慶子,山田浩二:大阪湾圏域の干潟におけるマイクロプラスチック分布の実態把握.第51回日本水環境学会年会講演集,1-B-16-1,105,2017
• 中尾賢志,尾﨑麻子,山﨑一夫,中谷正,先山孝則, 桝元慶子:淀川河口干潟に生息する生物体内からのマイクロプラスチックの検出.第18回環境技術学会年次大会講演集,10,2018
• Nakao, S., Ozaki, A., Masumoto, K., Yamazaki, K., Nakatani, T., Sakiyama, T., Microplastics contamination in tidelands of the Osaka bay area in western Japan, Water and Environment Journal(in press:DOI:10.1111/wej.12541)
• 中尾賢志,尾﨑麻子,桝元慶子:下水処理場に流入するマイクロプラスチックの挙動解析(第1報),第56回下水道研究発表会講演集,530-532,2019

タイトルに関連する用語 (11件)： 環境 ,  放出 ,  プラスチックごみ ,  現状 ,  プラスチック ,  問題 ,  大阪 ,  環境科学 ,  研究 ,  センター ,  活動