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J-GLOBAL ID：202002281717534796   整理番号：20A0600167

巨大津波による陸上地形変化の合理的な数値予測法の提案

PROPOSAL OF A RATIONAL PREDICTON METHOD OF SCOUR ON LAND BY A HUGE TSUNAMI

著者 (3件)： 山本吉道 (東海大学 工学部土木工学科) ,  早川眞粹 (東海大学 大学院工学研究科) ,  AHMADI S Masihullah (東海大学 大学院工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_697-I_702(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巨大地震による津波が来襲する場合,洗堀が被害増大に及ぼす影響を無視できない.この洗堀に対する数値モデルの予測性能は確実に向上してきたが,洗堀量算定法の主流は掃流砂量式を使うものであり,洗堀量予測のために掃流砂量係数を実測データに基く再現シミュレーションから事前に決定しておく必要がある.それゆえ,本研究では,底質の中央粒径,均等係数,乾燥密度を変えて,数多くの洗堀実験を行い,これらの指標と掃流砂量係数との関係図を作成し,これらの指標を与えれば簡単に本係数を推定出来るようにする.そして,十分な検証データのある名取・仙台海岸での再現シミュレーションから,本関係図から係数を推定する方法の妥当性を確認後,さらに,静岡県浜松海岸を対象に,CGS海岸堤防と命山(盛土タイプの避難施設)による被害軽減効果を評価するための数値シミュレーションを試みる.(著者抄録)

シソーラス用語： *変化 ,  *数値予測 ,  *大津波 ,  流送土砂 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *巨大津波 ,  数値シミュレーション ,  掃流砂 ,  *地形変化

著者キーワード (5件)： huge tsunami ,  disaster measures ,  numerical model for prediction ,  tsunami inundation ,  scour simulation

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (21件)：

• 1) 高橋智幸,今村文彦,首藤伸夫:土砂移動を伴う津波計算法の開発,海工論文集,第39巻,pp. 231-235,1992.
• 2) 高橋智幸,今村文彦,首藤伸夫:津波移動モデルの適用性と再現性の検討,海工論文集,第40巻,pp. 171-175,1993.
• 3) 高橋智幸,首藤伸夫,今村文彦,浅井大輔:掃流砂層・浮遊砂層間の交換砂量を考慮した津波移動床モデルの開発,海工論文集,第46巻,pp. 606-610,1999.
• 4) 藤井直樹,大森政則,高尾誠,金山進,大谷秀夫:津波による海底地形変化に関する研究,海工論文集,第45巻,pp. 376-380,1998.
• 5) 木原直人,松山昌史:静水圧3次元数値モデルを用いた津波による地形変化の数値計算,海工論文集,第54巻,pp. 516-520,2007.

タイトルに関連する用語 (5件)： 巨大津波 ,  陸上 ,  地形変化 ,  数値予測 ,  提案