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J-GLOBAL ID:202002282399949950   整理番号:20A2773978

自家尿由来幹細胞シートの適用はイヌモデルにおける腱板治癒を増強する【JST・京大機械翻訳】

Application of Autogenous Urine-Derived Stem Cell Sheet Enhances Rotator Cuff Healing in a Canine Model
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号: 14  ページ: 3454-3466  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1787A  ISSN: 0363-5465  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:修復された回旋腱板(RC)は,しばしば挿入された瘢痕組織を修復し,修復を失敗する傾向がある。尿由来幹細胞(USCs)は,頑強な増殖能と多系統分化を有し,尿から分離でき,細胞採取のための侵襲的で痛みのある外科的処置を避けることができる。これらの利点は,RC治癒を増強するための自家移植の新しい細胞源となる。仮説:損傷部位への自己USCシートの移植は,RC治癒を増強する。研究デザイン:制御実験室研究。方法:尿から分離したUSCsを,アスコルビン酸と形質転換成長因子β3を用いて培養し,細胞シートを形成した。16匹の雄成熟ビーグルは両側肩手術を受けた。右肩は棘下腱(IT)挿入剥離と修復のみを受け,他はIT挿入剥離と修復を受け,続いて自己USCシート移植を行った。動物の中で,3名は右肩にDil(1,1′-ジオクタデシル-3,3,3′-テトラメチルインドカルボシアニン過塩素酸塩)標識USCシートインプラントを受け,細胞追跡のため術後6週間で屠殺した。他の動物を術後12週に屠殺し,IT-上腕骨複合体を肉眼的観察,マイクロコンピュータ断層撮影評価および組織学的分析(n=5)および機械的試験(n=8)のために採取した。さらに,13の不対イヌ死体肩を,ネイティブ対照として含んだ。【結果】マイクロコンピュータトモグラフィ分析は,USCシート群が,対照群と比較して,RC治癒部位で骨容積/総容積と骨梁厚さの有意な増加を有することを示した(全て,P<0.05)。組織学的に,Dil標識USCシートは,RC治癒部位でまだ見え,移植されたUSCsが術後6週間で生存していることが示唆された。一方,USCシート群における治癒界面は,対照群(P<0.05)のものより,有意により多くのエンテーゼ様組織を再生した。さらに,USCシート群における治癒界面は,対照群(全てに対してP<0.05)より,より大きな線維軟骨面積,より多くのプロテオグリカン沈着およびより高いコラーゲン複屈折を示した。生体力学的に,USCシート群は,対照群に対して有意に高い破壊荷重と剛性を示した(全てP<0.05)。結論:USCシートはイヌモデルでRC治癒を増強できた。臨床的関連性:研究の知見は,USCシート移植がRC治癒の実際的応用として役立つことを示した。Copyright 2020 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  医用素材 
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