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J-GLOBAL ID:202002282645790761   整理番号:20A1017642

カナマイシン生合成におけるカノサミン部分の構築の原因となるデヒドロゲナーゼ,KAND2およびアミノトランスフェラーゼ,KANS2の生化学的および構造的分析【JST・京大機械翻訳】

Biochemical and Structural Analysis of a Dehydrogenase, KanD2, and an Aminotransferase, KanS2, That Are Responsible for the Construction of the Kanosamine Moiety in Kanamycin Biosynthesis
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  号: 15  ページ: 1470-1473  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カナマイシン(3-アミノ-3-デオキシ-D-グルコース)は,アミノグリコシド抗生物質のグループであるカナマイシンに見られる特徴的な糖ユニットである。カナマイシン部分はカナマイシン生合成におけるD-グルコースに由来する。しかしながら,D-グルコース誘導生合成中間体の3-OH基のアミノ基との置換のタイミングは,不明である。関連アミノグリコシド抗生物質に対する生合成遺伝子クラスターの比較により,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)依存性デヒドロゲナーゼKanD2及びピリドキサール5′-リン酸(PLP)依存性アミノトランスフェラーゼKanS2がカノサミンのC3位にアミノ基の導入に関与することを示唆した。本研究において,KandD2及びKanS2はカナマイシンA,B及びCを,PLP,2-オキソグルタル酸及びNADHの存在下で,経路における逆反応により対応する3′′-デアミノ-3′′-ヒドロキシカナマイシン(3′′-hks)に変換することを示した。さらに,3′′-hksの全てはNAD+によりKanD2により酸化されるが,D-グルコース,UDP-D-グルコース,D-グルコース6-りん酸及びD-グルコース1-りん酸は酸化されないことを観察した。3′′-hkB及びNADHと複合体化したKanD2の結晶構造解析により,水素結合及びCH-π相互作用の組合せにより,擬三糖類,特に2-デオキシストレプタミンによるD-グルコース部分の選択的認識を示した。全体として,カナマイシン生合成における擬二糖類生合成中間体のグルコシル化後に,カナマイシンのカノサミン部分が構築されることを明らかにした。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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酵素一般  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 
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