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J-GLOBAL ID：202002283263250594   整理番号：20A0566090

二重鋼管とコンクリートで構成されたパイルキャップ〔KSCP工法〕の開発

Development of Pile Cap Composed of Double Steel Pipe and Concrete

著者 (4件)： 鈴木真理恵 (熊谷組) ,  中里太亮 (熊谷組) ,  小川敦 (熊谷組) ,  前川利雄 (熊谷組)
資料名： 熊谷組技術研究報告(CD-ROM)  (Kumagai Technical Research Report (CD-ROM))
号： 78  ページ： ROMBUNNO.8  発行年： 2019年12月27日 
JST資料番号： G0988B  ISSN： 0919-8687  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨今,上部構造が鉄骨造(S造)の場合に基礎梁を鉄筋コンクリート造(RC造)ではなくS造で構築し,工期の短縮を図る計画が増加している.筆者らは,基礎梁をS造とした場合に,杭基礎のパイルキャップを二重鋼管とコンクリートで構成された鋼コンクリート造(SC造)とすることにより,現場での型枠,鉄筋工事を省略して,施工の合理化と生産性の向上とともに,パイルキャップのスリム化が図れる本工法を考案した.本報では,この二重鋼管とコンクリートで構成されたパイルキャップの構造性能について引張実験,支圧実験,曲げ実験,せん断実験を行い,安全性の検証を行った結果を報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： *杭頭 ,  *コンクリート ,  *鋼管 ,  鋼構造 ,  性能 ,  引張試験 ,  剪断試験 ,  曲げ試験 ,  圧縮試験
準シソーラス用語： パイルキャップ ,  二重鋼管 ,  構造性能 ,  鉄骨造

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (4件)：

• 日本建築学会:鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁混合構造の設計と施工, 2001.1.
• 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説, pp.342-343, 2010.2.
• 青島一樹, 堀井良浩, 小林治男, 安達俊夫:改良型簡易接合法を採用した既製コンクリート杭杭頭部の高軸力下における構造性能, 日本建築学会構造系論文集, 第75巻 第653号, pp.1271-1278, Jul., 2000.
• 濱田純次, 谷川友浩, 土屋富男, 宇佐美徹:簡易な杭頭接合工法の同転剛性評価法に関する考察, 日本建築学会構造系論文集, 第78巻 第688号, pp.1095-1104, Jun., 2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋼管 ,  コンクリート ,  パイルキャップ ,  開発