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J-GLOBAL ID：202002284494256507   整理番号：20A2608366

気象条件の違いが冷温帯落葉広葉樹林における展葉後のCO₂フラックスの変動に与える影響-2017年,2018年および2019年のデータ比較-

Effects of different weather conditions on CO₂ flux after foliation in a cool-temperate deciduous broadleaf forest in Japan (2017-2019)

著者 (7件)： 大庭流維 (日本大 生物資源科学) ,  小坂泉 (日本大 生物資源科学) ,  塩崎義彦 (日本大 生物資源科学) ,  牛田丞亮 (日本大 生物資源科学) ,  和田光 (日本大 生物資源科学) ,  瀧澤英紀 (日本大 生物資源科学) ,  阿部和時 (日本大 生物資源科学)
資料名： 関東森林研究  (日本森林学会関東森林研究)
巻： 71  号： 1  ページ： 125-128  発行年： 2020年03月30日 
JST資料番号： L7815A  ISSN： 1881-9273  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ブナが優占する冷温帯落葉広葉樹林において気象条件の違いが展葉後のCO₂フラックスの変動に与える影響を明らかにすることを目的に検討を実施。
・群馬県みなかみ町の日本大学水上演習林において2019年6月~7月に渦相関法により得たCO₂フラックスのデータおよび一般気象データを2017年と2018年のものと比較。
・その結果,それぞれの年の土壌含水率,平均気温,CO₂フラックスにはそれぞれ変動が見られることを把握。
・CO₂フラックスが正の値を示した要因としては土壌含水率が低下し,全天光合成有効放射量が小さく,気温が低かったことによるものと考察。

シソーラス用語： ブナ ,  広葉樹林 ,  *二酸化炭素 ,  *物質流束 ,  *気象条件 ,  環境影響 ,  植物生理 ,  群馬県 ,  土壌含水量 ,  平均気温 ,  放射量 ,  物質移動
準シソーラス用語： *CO2フラックス ,  光合成有効放射量 ,  展葉 ,  落葉広葉樹林 ,  冷温帯

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

引用文献 (6件)：

• 朝倉健介・小坂泉・島田悠暉・宮浦琴美・古旗果波・瀧澤英紀・阿部和時 (2019) ブナが優占する冷温帯落葉広葉樹林における春季から夏季のCO₂フラックスの変動特性-2017年と2018年の比較-. 関東森林研究 70(2) : 印刷中
• Baldocchi, D. D. (2003) Assessing the eddy covariance technique for evaluating carbon dioxide exchange rates of ecosystems: past, present and future. Global Change Bio. 9: 479-492
• 気象庁. オンライン https://www.jma.go.jp/jma/press/1908/01a/tenko1907.html (2019年10月31日参照)
• 小坂泉・野中翔平・大塚羽純・関崎良美・田口裕也・清水伸大・瀧澤英紀・阿部和時 (2016) 冷温帯落葉広葉樹林における渦相関法によるフラックスの連続観測. 関東森林研究 67(1) : 77-80
• 松井哲哉・田中信行・八木橋勉・小南裕志・津山幾太郎・高橋潔 (2009) 温暖化にともなうブナ林の適域の変化予測と影響評価. 地球科学 14(2) : 165-174

タイトルに関連する用語 (5件)： 気象条件 ,  冷温帯 ,  落葉広葉樹林 ,  展葉 ,  CO2フラックス