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J-GLOBAL ID:202002284629144970   整理番号:20A2139905

東北日本,羽越地域,田川酸性岩類中に胚胎する大広鉱床の熱水活動

Hydrothermal activity in the Obiro deposit embedded in the Tagawa acidic rocks, Uetsu region, NE Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 348-361  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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大広鉱床は,東北日本,羽越地域の田川酸性岩類(AR)中に位置する。田川ARは,デイサイト質溶結凝灰岩の火山相と斑状花崗閃緑岩の深成相とから成る。試錐コアと鉱石試料を鉱床から採取し,XRD,EPMA,及び微小温度計によって調べた。試錐コア試料は,絹雲母(イライト)変質作用を広範に被ったが,一方,桃色カリ長石変質ハロが鉱脈近くに発生している。EPMAと微小温度計の結果は,マグマ-熱水流体が次のように変化したと解釈される;花崗閃緑岩質マグマは,約1.0kb,700°Cで水に飽和した花崗岩の固相線近傍で貫入した;約500°Cまでの冷却の後,流体は静岩圧から静水圧への圧力領域の変化にしたがって沸騰した;天水との混合は,約400°Cもしくはそれ以下での硫化物鉱化作用をもたらした。大広鉱床における鉱化作用の主な理由は次の通りである;酸化したマグマが浅所レベルに貫入し,その後熱水流体が沸騰し,塩水流体をもたらした。塩水流体はその後Pb,Zn,Cu,Bi等の金属を分解し,これらの金属は溶解度の低下をもたらす天水の希釈とpHの増加を伴う冷却時に沈殿した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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金属鉱床 
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