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J-GLOBAL ID:202002284653674825   整理番号:20A2640771

経年OFケーブル接続箱の油浸絶縁紙異常様相の評価と解体ランクの区分方法の提案

Evaluation of Abnormal Conditions of Oil-impregnated Insulation Papers in Aged Oil-filled Cable Joints and Terminations Removed After Service and Proposal of Classification Method for Ranking of their Abnormal Conditions
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資料名:
巻: 140  号: 10  ページ: 769-779(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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油入り(OF)ケーブルの絶縁性能の劣化率は,大気圧を超える絶縁油圧力下の油含浸絶縁システムによりボイド無し条件を実現するために小さいと考えられている。しかし,近年,超高電圧ではOFケーブルジョイントで絶縁破壊が発生し,それらは絶縁油の溶存ガス分析(DGA)では予測されなかった。したがって,前駆破壊現象として知られている部分放電(PD)の検出に対するDGAの予測精度を改善する必要がある。最近,油浸絶縁紙における黒色部の痕跡が酸化物スラッジまたは硫化銅の化合物であることがあり,それらは全てPDによる炭化と見なされることが報告されている。さらに,絶縁厚さに対する変色を伴う絶縁紙の合計厚さの割合の増加とともにPD開始電界が低下することが報告されている。DGAの予測精度を改善するために,ケーブル接続箱の絶縁システムの異常様相のランク判定時には,このような新しい知見を考慮すべきであり,それはDGAによる予測のための基礎データを与える。本研究では,油浸絶縁紙の異常様相を再定義し,PD発生痕跡と2種類の変色に区分し,サービス後に撤去した264個の経年OFケーブル接続箱のこれらを調べた。さらに,上記の割合をケーブル絶縁システムに対して定量的に評価し,補強絶縁システムに対して異常様相位置を詳細に調査した。これらの結果を考慮して,油浸絶縁システムの異常様相のランク判定のための新しい区分方法を提案した。(翻訳著者抄録)
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電線・ケーブル  ,  絶縁材料 
引用文献 (31件):

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