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J-GLOBAL ID:202002284884615505   整理番号:20A2804944

鶏糞の焼却灰の溶解-沈殿処理中の酸タイプに対するリン回収の依存性

Dependence of Phosphorus Recovery on Acid Type during Dissolution-Precipitation Treatment of Incineration Ash of Chicken Manure
著者 (7件):
資料名:
巻: 53  号: 10  ページ: 667-674(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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リンの供給源として鶏糞を利用するために,著者らは,ボイラを運転する燃料として使用した鶏糞(IACM)の焼却灰からリンを回収するために溶解-沈殿処理を採用した。IACMから有用なリン含有固体を回収するために,灰を硝酸,塩酸,または硫酸のいずれかの水溶液に溶解し,種々の成分元素と共にリンを溶出し,リンを含む沈殿物を得るために水性NH3を添加した。硝酸と塩酸を用いて,カルシウムヒドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)とモネタイト(CaHPO4)のようなリン酸カルシウム種を沈殿処理後に得た。対照的に,硫酸は,ストルバイト(MgNH4PO4・6H2O)とジタマライト(MgNH4PO4・H2O)のようなリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)種の沈殿をもたらした。リン酸カルシウムとMAP種の両方はリンを含む遅効性肥料として使用でき,一方,MAP種は窒素を含む遅効性肥料として同時に使用できた。注目すべきことに,本研究で得られたリン酸カルシウム種はリンベース工業の原料として広く使われるリン酸塩岩石で見いだされたものと同等であり,この材料の天然資源は近い将来に枯渇するであろう。IACMはこれまで効果的に使用されていないが,リンの減少する天然資源に対する可能な代替物として有望である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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資源回収利用  ,  酸  ,  鶏 
引用文献 (29件):

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