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J-GLOBAL ID：202002285699690097   整理番号：20A0985933

ニラ白斑葉枯病に対する透湿性フィルムの展張,緑色光照射および不織布ベタがけの効果

Control of Leaf Blight of Chinese Chive Caused by Botrytis squamosa with Moisture Permeable Films, Green Light Irradiation, and Row Covers Made from Non-woven Fabric

著者 (2件)： 矢野和孝 (高知県農技セ) ,  森田泰彰 (高知県農技セ)
資料名： 高知県農業技術センター研究報告  (Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center)
号： 29  ページ： 1-6  発行年： 2020年03月23日 
JST資料番号： G0423C  ISSN： 0917-7701  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農薬に依存しないニラ白斑葉枯病対策として,透湿性フィルムの展張,緑色光の照射および不織布のベタがけについて検討した.その結果,ポリビニルアルコール(PVA)フィルムを展張することによって結露値が低く推移し,発病抑制効果が認められた.緑色光の照射には効果は認められなかった.ニラ葉上に不織布をベタがけすると発病が抑制され,不織布にチタンアパタイトを塗布すると効果は更に高まった.(著者抄録)

シソーラス用語： *ニラ ,  *植物病害 ,  透湿性 ,  膜 ,  ポリビニルアルコール ,  不織布 ,  可視光 ,  燐灰石 ,  チタン ,  酸化チタン ,  Botrytis ,  *病害防除
準シソーラス用語： Botrytis属 ,  PVA【重合体】 ,  アパタイト ,  フィルム ,  *白斑葉枯病 ,  緑色光

分類 (3件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  物理的防除一般  (FC05041D) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (9件)：

• 藤崎成博・永田茂穂・鮫島國親(2005).冬・春どりニンジンの不織布簡易被覆栽培技術.鹿児島農研報 34:35-41.
• 入江和己・土肥誠・坂元庵(1993).ポリビニルアルコールフィルムの被覆によるトマト灰色かび病の発生抑制.日植病報 59:322(講要).
• 小出章二・村田大地・折笠貴寛・武田純一(2013).ポストハーベストへの応用を目指したアパタイト被覆二酸化チタン光触媒の殺菌特性.農業食料工学会東北支部報 60:43-46.
• 工藤りか(2012).緑色光照射による植物の病害抵抗性-緑色光によるイチゴ炭そ病防除から-.植物防疫 66:604-607.
• 黒住徹(1986).園芸資材の被覆資材-内張り.今月の農業 30(11):74-78.

タイトルに関連する用語 (6件)： ニラ ,  白斑葉枯病 ,  透湿性 ,  フィルム ,  緑色光 ,  不織布