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J-GLOBAL ID:202002285786353705   整理番号:20A0895163

軌道Kondo効果に向けた電子構造とp-f混成

Electronic Structure and p-f Hybridization Toward Orbital Kondo Effect
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 044712.1-044712.10  発行年: 2020年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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軌道Kondo効果に有利なバンド構造を,対称性の分析と第一原理バンド計算を組合せて議論した。f電子と伝導電子との間の軌道交換相互作用を,PrMg3とPrPb3について最も簡単なテストケースとして研究した。軌道交換の源として,c-f混成強度を,空のf状態がある参照物質LaMg3とLaPb3に対して評価した。フルポテンシャルAPW計算から,LaPb3の混成パラメータを,対称性で制約したWannier関数を使ってフィットして導いた。関連するSlater-Koster移動積分は,2中心近似によるフィッティングから求めた。最も重要な混成パラメータは,LaPb3において(pfσ)~0.34±0.02eV,(pfπ)~0.22±0.04eVと評価し,一方,LaMg3では縮退した配位子軌道は希土類サイトの周りで偶パリティのため,実質的に零である。この違いは,PrPb3の混成の実験結果は説明するが,PrMg3の結果は説明しない。軌道Kondo効果に対する観測可能なスケールを得るため,原子価ゆらぎへの近接性の重要性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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結晶中の局在電子構造  ,  金属結晶の電子構造 
引用文献 (30件):
  • Y. Kuramoto, H. Kusunose, and A. Kiss, J. Phys. Soc. Jpn. 78, 072001 (2009).
  • A. Yatskar, W. P. Beyermann, R. Movshovich, and P. C. Canfield, Phys. Rev. Lett. 77, 3637 (1996).
  • P. Nozières and A. Blandin, J. Phys. 41, 193 (1980).
  • J. Kondo, Prog. Theor. Phys. 32, 37 (1964).
  • T. Onimaru and H. Kusunose, J. Phys. Soc. Jpn. 85, 082002 (2016).
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