抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,平成30年7月23日に開催された南西レスキュー30におけるSIP4D(府省庁連携防災情報共有システム)の実証実験について報告する.はじめに,戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第1期とその課題のひとつ「レジリエントな防災・減災機能の強化」について紹介する.次に,南西レスキュー30において,九州7県と沖縄県および陸上自衛隊西部方面総監部がSIP4DおよびSIP4D利活用システムを活用して災害情報の広域連携を図った実証実験について報告する.最後に,南西レスキュー30における実証実験の結果を踏まえ,各県と自衛隊の担当者により開催した情報交換会について報告する.今回の活動をとおして,システムによる情報共有の有効性を確認できるとともに,情報共有により広域連携を図るための課題が明らかとなった.(著者抄録)