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J-GLOBAL ID:202002286287904956   整理番号:20A1745528

メチル基修飾した窒素置換SBA-15を触媒とするβ,γ -不飽和アルコールとCO2から環状カーボネートへの変換反応における反応経路に関する考察

Reaction Pathways in the Chemical Transformation of CO2 with β,γ -Unsaturated Alcohols into Cyclic Carbonates Catalyzed by Methylated Nitrogen-substituted SBA-15
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 149-157(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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メチル基修飾した窒素置換SBA-15(MeNSBA-15)は,骨格中のメチル基修飾された窒素原子が触媒活性点として働き,不飽和アルコールとCO2からの環状カーボネート合成に対して触媒作用を有する。合成された不飽和環状カーボネートは様々な化成品の合成中間体になり得る有用な化合物である。MeNSBA-15のこの反応に対する触媒作用を解明するために,反応基質であるアルコール体とCO2のそれぞれの濃度に対するターンオーバー頻度(TOF)の変化を測定した。その変化の傾向から,CO2の触媒表面に対する親和性が不飽和アルコールよりも高く,反応中において活性点上でカルバメート種と呼ばれるCO2が活性化した種が存在すると考えた。このことにより,MeNSBA-15によってこの反応は,カルバメート種の生成,カルバメート上への不飽和アルコールの吸着,アルコールの脱プロトン化とそれに伴うC-O結合生成,分子内環化,生成物の脱離という5 段階の素過程を経て進行していると推定した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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触媒操作  ,  不均一系触媒反応 

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