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J-GLOBAL ID:202002286630091728   整理番号:20A2761650

ゲノムおよびプロテオミクス解析により明らかにされたスクテラリンの抗結腸直腸癌効果【JST・京大機械翻訳】

Anti-colorectal cancer effects of scutellarin revealed by genomic and proteomic analysis
著者 (12件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-15  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7464A  ISSN: 1749-8546  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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世界的に高い死亡率と罹患率を有する最も一般的な消化器腫瘍の1つである結腸直腸癌は,現在,予後を改善するために利用可能な有効な治療法を欠いている。この研究は,結腸直腸癌に対するスクテラリンの効力を検討し,ゲノムおよびプロテオーム分析により関連した機構を検討した。細胞計数キット-8アッセイを用いて,スクテラリンで処理したHCT-116およびRKO細胞株の生存率を検出した。Scutellarin投与後のHCT-116とRKO細胞のアポトーシスをTUNEL染色とカスパーゼ3/7活性で測定した。細胞周期を,フローサイトメトリ分析によって検出した。創傷治癒およびトランスウェル浸潤試験は,HCT-116およびRKO細胞の移動および浸潤におけるスクテラリンの役割を検出した。一方,28日目のin vivoでの腫瘍組織のエネルギー代謝と成長を,4週齢ヌードマウスへの50mg/kg,100mg/kgと300mg/kgのスクテラリン投与後のPET-CTによって観察した。血液ルーチンと肝機能も検出し,スクテラリンの副作用を評価した。さらに,Scutellarin処理後の差次的発現遺伝子および蛋白質を含む疾患および機能分類を,それぞれゲノムおよびプロテオーム解析により決定した。スクテラリンはHCT-116およびRKO細胞株の移動を阻害し,アポトーシスを増加させた。さらに,スクテラリン処理は,血液ルーチンおよび肝機能に対する副作用なしにヌードマウスにおける結腸直腸腫瘍の増殖および体積を実質的に減少させた。スクテラリン投与後のRKO細胞における差次的発現遺伝子は,主に細胞死および生存,生物損傷および異常および癌に富んでいた。加えて,47の上方制御と29の下方制御された蛋白質を同定した。機能的クラスター分析は,細胞代謝におけるこれらの蛋白質の豊富な生物学的過程,細胞成分,分子機能および関連経路を示した。次に,蛋白質-蛋白質相互作用分析は,これらの差次的発現蛋白質間の調節関係を示した。まとめると,本知見は,Scutellarinが,腫瘍増殖,アポトーシスおよび転移における種々の重要な分子を調節することによって,血液および肝臓において副作用なしで有意な抗腫瘍作用を発揮することを明らかにした。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (33件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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