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J-GLOBAL ID:202002286746812668   整理番号:20A0027128

非アルコール性脂肪性肝炎におけるミリオシンの治療効果とオートファジー調節【JST・京大機械翻訳】

Therapeutic effect and autophagy regulation of myriocin in nonalcoholic steatohepatitis
著者 (13件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-11  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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セラミドは複数の機構を介して非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)において病原性役割を果たし,肝臓におけるセラミドde novo合成の阻害はNAFLD患者において治療的に有益である可能性がある。この研究では,ミリオシンによるセラミドシグナリングの阻害が,オートファジーの調節を介し,NAFLDの動物モデルにおいて有益であるかを検討することを目的とした。Sprague Dawleyラットを3つの群にランダムに分割した:標準食(n=10),高脂肪食(HFD)(n=10)またはミリオシンの経口投与と併用したHFD(8週間の交互日に0.3mg/kg)(n=10)。肝臓組織学とオートファジー機能を測定した。HepG2細胞を,ミリオシン処理の有無にかかわらず,脂肪酸で培養した。HepG2細胞における脂質蓄積とオートファジーマーカーを分析した。慢性B型肝炎(CHB)患者104名を対象に,血清セラミドの変化を検討した。ミリオシンはHFD給餌ラットにおいて体重と血清トランスアミナーゼを上昇させ,脂質異常症を軽減した。ミリオシン処理は,脂肪症,小葉炎症およびバルーンを含む肝臓病理を有意に減弱させた。qPCR分析により,ミリオシンがFabp1,Parα,Cpt-1α及びAcox-2を含む脂肪酸代謝関連遺伝子の発現パターンを補正することを明らかにした。さらに,ミリオシンはHFD誘導NASHラットにおいて障害された肝オートファジー機能を回復させ,これはHepG2細胞において検証された。脂質プロファイルでスクリーニングしたスフィンゴ脂質種の中で,有意に増加したセラミドは,対照および非NASH患者と比較してNASH患者で観察されたが,それらが活性なCHBを持たないかどうかに関わらず,NASH患者で観察された。セラミドはNASHの病因におけるオートファジー機能において重要な調節的役割を果たす可能性がある。したがって,ミリシンによるセラミドシグナル伝達の遮断はNASHにおいて治療的に有益である可能性がある。登録ID:ChiCTR-DDT-13003983。登録のデータ,2013年5月13日,遡及的に登録した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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脂質の代謝と栄養 
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