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J-GLOBAL ID:202002287149204329   整理番号:20A1552201

日本の最北地域の北海道での主要な秋播コムギ品種である「きたほなみ」の形態的特徴の調査による収量性能の改善

Improvement of yield performance by examining the morphological aspects of a leading winter wheat variety, ‘Kitahonami’, in Hokkaido, the northernmost region of Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 226-233  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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北海道は日本の主要なコムギ生産地であり,国の最北地域に位置している。秋播コムギ品種である「きたほなみ」は,北海道で最も広く栽培されている品種である。本研究では,日本の北海道で栽培されているコムギの形態学的特徴の試験に続いて,「きたほなみ」の安定した高収量を得るための新しい栽培法を確立した。「きたほなみ」の葉は高く直立して,北海道で以前に栽培されていた品種である「ほくしん」よりも効果的に輻射を吸収し,後期登熟期には正味の高い同化率,乳熟期後には高い乾物の生産をもたらした。従って,著者らは「きたほなみ」は理想型であると考えた。さらに,市販の着色ゴムバンドを用いた分蘖の追跡試験を実施した。北海道での「きたほなみ」を含む秋播コムギは冬までに2葉以上になって分蘖能が高く,穀粒数が多くて穂重の増加をもたらした。「きたほなみ」の安定した高収率にとっては,播種率の低下は重要な課題である。本研究では,「きたほなみ」の植物型と分蘖を考慮した窒素の新しい追肥法を開発した。植物の葉が直立した改良型植物に対して窒素の追肥を穂の形成期に行なえば,正味の同化率は登熟後期まで高く維持できることが判明した。本論文では,「きたほなみ」の分蘖の傾向と植物型に関する知見に基づいて,子実収量の性能を改善するための新しい技術について要約した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
施肥法・肥効  ,  麦 

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