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J-GLOBAL ID:202002287322458227   整理番号:20A0273699

STK11におけるゲノム変化は子宮頸癌患者の臨床転帰を予測できる【JST・京大機械翻訳】

Genomic alterations in STK11 can predict clinical outcomes in cervical cancer patients
著者 (32件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 203-210  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0561C  ISSN: 0090-8258  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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子宮頚癌は,アジア人女性における癌関連死の第4の最も一般的な原因である。本研究は,日本人子宮頸癌患者のコホートのゲノム変化プロファイルを解読することを目的とし,ある患者が分子標的療法とその予後的意義から利益を得る理由を理解することを目的とした。2008~2018年の間に,154名の子宮頸癌患者は国立癌センター病院で潜在的に治療的切除術を受けた。ゲノムDNAサンプルを,Ion AmpliSeq Cancer Hotspot Panel v2を用いて分析した。PIK3CA,ERBB2,PTENおよびSTK11のコピー数の変化をTaqManアッセイを用いて検出した。HPV陽性結果を,ゲノム試験とin situハイブリダイゼーション分析により確認した。PIK3CA(36%),STK11(16%),PTEN(11%),TP53(11%)およびKRAS(8%)におけるゲノム変化の頻度は>5%であった。KRAS変異は腺癌患者において優先的に検出され,扁平上皮癌患者におけるPIK3CA変異の頻度は他の組織学的癌型患者におけるそれより高かった。HPV陽性結果は139/154(90.3%)患者で観察され,TP53変異体はHPV陰性検体で検出された。本研究において,STK11におけるゲノム変化を有する患者の全体的生存率は,野生型STK11(ハザード比=10.6,P=0.0079)およびTCGAデータセット(ハザード比=2.46,P=0.029)を有する患者より悪かった。日本人子宮頸癌患者の1/3以上は,分子標的療法により標的化された突然変異を示す。STK11ゲノム変化の予後的価値を提案した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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女性生殖器と胎児の腫よう 

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