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J-GLOBAL ID:202002287409789545   整理番号:20A0973873

肝硬変患者における門脈血栓症に対するダナパロイドナトリウムに基づく抗凝固療法【JST・京大機械翻訳】

Danaparoid sodium-based anticoagulation therapy for portal vein thrombosis in cirrhosis patients
著者 (21件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-11  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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門脈血栓症(PVT)は,肝硬変の一般的合併症である。しかし,PVTと肝硬変の患者では,有効な治療法を支持する明確な証拠はない。本研究では,肝硬変患者におけるPVTに対するダンパロイドナトリウムを用いた抗凝固療法の有効性と安全性を検討した。この遡及的研究は,2008年11月から2018年9月の間に2週間,ダナパロイドナトリウムで治療されたPVTを有する52人の肝硬変患者を評価した。一次転帰測定は,血栓容積の減少と治療介入の安全性によって評価されたPVTの後処理状態であった。PVT状態は,造影コンピュータ断層撮影(CECT)で評価した。すべての患者は,14日間,静脈内注射により1日2回,ダナパロイドナトリウムの1250単位を受けた。抗トロンビンIII(AT-III)併用療法の患者は,1~5日目と8~12日目にAT-IIIの1500単位をさらに投与した。有効性は,13と18日の間のCECTによって評価した。二次転帰測定はPVTの予後であった。すべての患者は,合併症なしでPVT容積の減少を示した。治療期間中の血漿AT-IIIレベルの>70%への復帰はPVT容積の≧75%減少に寄与する。PVT患者の予後は,肝予備能に依存する。Child-Pugh BおよびC肝硬変患者に限られたとき,PVT量の≧75%の減少は,予後を改善した。ダナパロイドナトリウムに基づく抗凝固療法は,肝硬変患者におけるPVTに対して効果的で安全であった。治療期間中の血漿AT-IIIレベルの正常範囲への復帰はPVT容積の減少に寄与する。PVT容積の≧75%の減少は,PVTを伴うChild-Pugh BおよびC非代償性肝硬変患者の予後を改善する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの放射線療法  ,  循環系疾患の薬物療法  ,  消化器疾患の外科療法 
引用文献 (30件):
  • J Clin Exp Hepatol; Portal vein thrombosis; YK Chawla, V Bodh; 5; 1; 2015; 22-40; 10.1016/j.jceh.2014.12.008; citation_id=CR1
  • Hepatol; American Association for the Study Liver D: vascular disorders of the liver; LD DeLeve, DC Valla, G Garcia-Tsao; 49; 5; 2009; 1729-1764; 10.1002/hep.22772; citation_id=CR2
  • World J Hepatol; Portal vein thrombosis in liver cirrhosis; N Kinjo, H Kawanaka, T Akahoshi, Y Matsumoto, M Kamori, Y Nagao, N Hashimoto, H Uehara, M Tomikawa, K Shirabe; 6; 2; 2014; 64-71; 10.4254/wjh.v6.i2.64; citation_id=CR3
  • World J Gastroenterol; Portal vein thrombosis: prevalence, patient characteristics and lifetime risk: a population study based on 23,796 consecutive autopsies; M Ogren, D Bergqvist, M Bjorck, S Acosta, H Eriksson, NH Sternby; 12; 13; 2006; 2115-2119; 10.3748/wjg.v12.i13.2115; citation_id=CR4
  • Gastroenterology; Current outcome of portal vein thrombosis in adults: risk and benefit of anticoagulant therapy; B Condat, F Pessione, S Hillaire, M-H Denninger, M-C Guillin, M Poliquin, A Hadengue, S Erlinger, D Valla; 120; 2; 2001; 490-497; 10.1053/gast.2001.21209; citation_id=CR5
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