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J-GLOBAL ID:202002288684053390   整理番号:20A0749999

LINEのエンドツーエンド暗号化方式のセキュリティ解析と対策

Security Analysis and Countermeasures of an End-to-End Encryption Scheme of LINE
著者 (2件):
資料名:
巻: E103.A  号:ページ: 313-324(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0466A  ISSN: 1745-1337  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,LINEのエンドツーエンド暗号方式(E2EE),別名Letter Sealingのセキュリティを解析した。LINEは,特に東アジアにおいて最も広く展開されているインスタントメッセージング応用の一つである。それらのプロトコルの綿密な検査によって,著者らは,Letter Sealingのメッセージ完全性に対していくつかの攻撃を与えた。具体的には,1対1のメッセージ暗号化とグループメッセージ暗号化における偽造となりすまし攻撃を提案した。著者らの攻撃のすべては,LINEサーバ(例えば,サービスプロバイダLINE自身)の内部にアクセスするエンドツーエンド敵対者の助けを借りて実行可能である。E2EEの主目的は,エンドツーエンド敵対者に対する保護の提供である事を強調する。さらに,プロトコルの重要なセキュリティ欠陥を示すE2E敵対者の助けを必要としない攻撃を見出す。著者らの結果では,LINEのE2EE方式が,WhatAppとFacebook Messengerによって使用されるSignalのような最先端のE2EE方式と比較して,メッセージの完全性を十分に保証しないことが明らかになった。また,筆者らの攻撃に対するいくつかの対策を提供した。これらの知見を事前にLINE社と共有した。LINE社は,E2E敵対者が含まれている限り,著者らの攻撃が有効であることを確認し,そして,著者らの結果を暗号破壊の脆弱性として公式に認識した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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データ保護  ,  計算機網 
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