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J-GLOBAL ID:202002288926498380   整理番号:20A0526437

急性拘束ストレスはマウス内側前頭前野皮質におけるα1アドレナリン受容体の活性化を介してコカインの報酬記憶を増強する【JST・京大機械翻訳】

Acute restraint stress augments the rewarding memory of cocaine through activation of α1 adrenoceptors in the medial prefrontal cortex of mice
著者 (16件):
資料名:
巻: 166  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ストレスはコカインの報酬記憶を増加させ,それはコカインクロービングの誘導において重要な役割を果たす。しかしながら,ストレスの増強効果の基礎となる神経生物学的機構は不明のままである。ここで著者らは,内側前頭前野(mPFC)におけるノルアドレナリン(NA)伝達がコカインクロービングのストレス誘導増強を仲介することを示す。マウスをコカイン誘発条件付け場所嗜好(CPP)パラダイムの試験後セッションの直前に急性拘束ストレスに曝露したとき,CPPスコアは非ストレスマウスにおけるそれより有意に高かった。細胞外NAレベルはストレス曝露中のmPFCにおいて増加することが報告されているので,mPFC層5錐体細胞活性に及ぼすNAの影響を評価した。全細胞記録により,NA適用は自発的興奮性シナプス後電流(sEPSC)の脱分極と付随的増加を誘導することを明らかにした。NA効果はテラゾシンによって阻害されたが,ヨヒンビンまたはチモロールによっては阻害されず,sEPSCの増加はテトロドトキシンの存在下では観察されず,NA効果におけるα2またはβ,アドレナリン受容体ではなくシナプス後α1の関与が示唆された。加えて,ストレス曝露前のテラゾシンのmPFC内注射は,コカインCPPのストレス誘導増加を減弱した。ストレス曝露のないポストテストセッションの前に,α_1アドレナリン受容体アゴニスト,フェニレフリンのIntramPFC注射は,コカインCPPを有意に増強した。さらに,阻害性DREADD(設計者薬剤により排他的に活性化された設計者受容体)によるmPFC錐体細胞の化学遺伝的抑制も,ストレス誘導CPP増強を抑制した。これらの知見は,NA伝達のストレス誘導増加がα_1アドレナリン受容体刺激を介してmPFC錐体細胞を活性化し,コカインに関連した行動の増強をもたらすことを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 
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