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J-GLOBAL ID:202002288954401171   整理番号:20A2212840

陸生シアノバクテリアNostoc sp.HK-01乾燥細胞の温度サイクル,ヘリウムイオンビーム,紫外線照射(172と254nm),及びγ線に対する耐性:宇宙実験のための初期解析

Tolerance of Dried Cells of a Terrestrial Cyanobacterium, Nostoc sp. HK-01 to Temperature Cycles, Helium-ion Beams, Ultraviolet Radiation (172 and 254 nm), and Gamma Rays: Primitive Analysis for Space Experiments
著者 (11件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 47-53(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L1390A  ISSN: 1347-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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シアノバクテリアは光合成生物である。本研究は,陸生シアノバクテリアNostoc sp.HK-01の宇宙線への細胞耐性を検討し,地球圏外環境及び惑星間形質転換の可能性に関する研究への適用可能性を評価した。本菌株は熱,乾燥,及び真空条件に強い耐性があり,火星などでの地球圏外環境へ導入される生物の候補である。乾燥細胞を極限環境に暴露し,試験後の生存発芽細胞率を確認した。Nostoc sp.HK-01コロニーの乾燥細胞を,80°Cと-80°Cの温度サイクル90分間,ヘリウムイオンビーム(He),紫外線VUV(172nm),紫外線UV(254nm),及びγ線(5kGy)に暴露した。全試験で生体細胞が確認された。ヘリウムイオンビーム,VUV,UV,及びγ線(5kGy)試験でのD10値は各々2.9kGy,11.5kJcm-2,1.2kJcm-2,及び19.9kGyであった。この結果から,シアノバクテリアは将来の有人宇宙ミッションへの使用可能性が示唆され,本細胞が地球圏外環境へ輸送可能と分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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微生物に対する影響  ,  環境問題 
引用文献 (15件):
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