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J-GLOBAL ID：202002289219157906   整理番号：20A1722225

ドライビングシミュレータを用いた冬期道路・ACC利用時のドライバの危険回避運転行動に関する研究

DRIVER’S RISK-AVOIDING BEHAVIOR WHEN THE DRIVER USES ADAPTIVE CRUISE CONTROL ON THE EXPRESSWAY IN WINTER

著者 (5件)： 川島彰悟 (北大 大学院工学院) ,  和田脩平 (北大 大学院工学院) ,  大廣智則 (ネクスコ・エンジニアリング北海道) ,  高橋翔 (北大 大学院工学研究院) ,  萩原亨 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 61  ページ： ROMBUNNO.73-2  発行年： 2020年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,自動運転車が積雪・凍結路面を走行する方法について多くの調査がなされている.しかし,ACCを冬期道路環境で用いたときの影響とその時のドライバ挙動に関する報告はあまりされていない.そこで本研究では,冬期道路環境においてACC利用時に先行車の急減速に直面した際のドライバの危険回避運転行動を明らかにすることを目的としている.ドライビングシミュレータ上に冬期の札樽自動車道を再現し,43人実験参加者の運転行動から冬期道路環境における先行車の急減速に対する走行速度(80km/h,60km/h),道路線形(直線,左カーブ),路面状態(乾燥,圧雪,凍結)の影響を検証した.その結果,TTCを指標とすることでドライバの運転行動を評価できる可能性があることを示唆できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *自動車 ,  *道路 ,  積雪 ,  凍結 ,  運転者 ,  訓練用シミュレータ ,  *冬 ,  積雪寒冷地 ,  リスク管理 ,  交通安全 ,  運転
準シソーラス用語： ドライバ ,  *ドライビングシミュレータ ,  安全運転 ,  危険回避 ,  *自動運転自動車 ,  冬期道路

分類 (2件)： 自動車性能一般  (QG02010H) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (4件)：

• oana Koglbauer, Jürgen Holzinger, Arno Eichberger, and Cornelia Lex, Drivers’ Interaction with Adaptive Cruise Control on Dry and Snowy Roads with Various Tire-Road Grip Potentials, Journal of Advanced Transportation Volume 2017, Article ID 5496837, 2017.
• Shuo Li, Phil Blythe1, Weihong Guo1, Anil Namdeo1, Investigation of older driver’s take-over control performance in highly automated vehicles in adverse weather conditions, IET Intelligent Transport Systems 2018.
• 萩原亨, 杉谷慧, 加藤佑基, 遠藤幹大, 大廣智則,ドライビングシミュレータを用いたACC利用時の冬期路面におけるドライバのオーバーライドに関する研究, 自動車技術会論文集, 2019年50巻4号 p. 1095-1101.
• 加藤佑基, 萩原亨, 岡田稔, 内藤利幸, 宗広一徳, 速度協調システム利用時にドライバがシステム介入したときの冬期の道路状況に関する研究, 自動車技術会論文集,2019年50巻4号 p. 1120-1125.

タイトルに関連する用語 (7件)： ドライビングシミュレータ ,  冬期道路 ,  ACC ,  ドライバ ,  危険回避 ,  行動 ,  研究