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J-GLOBAL ID：202002289369506040   整理番号：20A2488440

脂質酸化と酸化防止における物質移動現象【JST・京大機械翻訳】

Mass Transport Phenomena in Lipid Oxidation and Antioxidation

著者 (4件)： Laguerre Mickaeel (Naturex, F-84911 Avignon Cedex 9, France; email: [e-mail]) ,  Bily Antoine (Naturex, F-84911 Avignon Cedex 9, France; email: [e-mail]) ,  Roller Marc ,  Birtic Simona (Naturex, F-84911 Avignon Cedex 9, France; email: [e-mail])
資料名： Annual Review of Food Science and Technology  (Annual Review of Food Science and Technology)
巻： 8  ページ： 391-411  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2420A  ISSN： 1941-1413  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂質分散において,1つの脂質粒子からもう1つへ移動する反応物の能力は,重要であるが,脂質酸化の決定因子と酸化防止剤によるその阻害である。本レビューでは,酸化剤と酸化防止剤の3つの推定粒子間移動機構,(a)拡散,(b)衝突交換分離,(c)ミセル支援移動について述べた。機構は,1つの粒子から他の粒子への分子の拡散を介在水相を通して含む。機構bは,粒子が互いに衝突するとき,一つの粒子から他の粒子への分子の移動を含む。機構cは,水相内のミセル中の分子の可溶化と,粒子間のそれらの移動を含む。脂質酸化の間,それらの臨界ミセル濃度を超えた表面活性脂質ヒドロペルオキシド(LOOH)の蓄積は,衝突交換分離経路(遅い移動)からミセル支援機構(高速移動)へのそれらの物質移動をシフトさせ,これは開始から伝播相への移行を説明する。同様に,脂質分散における抗酸化活性を支配するカットオフ効果は,ある疎水性以上で,酸化防止剤の移行機構が拡散から衝突交換分離へ変化するという事実による可能性がある。この仮説は,酸化防止剤と分散脂質の設計と処方を合理化する簡単なモデルを提供する。Copyright 2020 Annual Reviews All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *物質移動 ,  可溶化 ,  疎水性 ,  ミセル ,  臨界ミセル濃度 ,  酸化防止剤 ,  *脂質 ,  界面活性 ,  酸化防止 ,  水相
準シソーラス用語： 抗酸化剤 ,  *脂質酸化 ,  抗酸化活性 ,  移動機構 ,  脂質ヒドロペルオキシド , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 脂質酸化 ,  抗酸化剤 ,  界面現象 ,  物質移動 ,  脂質ヒドロペルオキシド ,  ミセル ,  カットオフ効果

分類 (2件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 脂質酸化 ,  酸化防止 ,  物質移動 ,  現象