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J-GLOBAL ID：202002289493067834   整理番号：20A0211676

ペットボトルを用いた災害用段ボールトイレの提案 -製作方法と耐久性についての検討

Proposal of Corrugated Cardboard Toilet for Disasters Using PET Bottles -Consideration about Fabrication Method and Structural Strength

著者 (8件)： 内田康之 (日本大学) ,  櫻井薫 (日本大学) ,  橋本英 (日本大学) ,  呉羽太奎 (日本大学) ,  加藤唯斗 (日本大学) ,  古巣雄大 (日本大学) ,  澁谷恵 (日本大学) ,  木下哲人 (日本大学)
資料名： デザイン学研究  (日本デザイン学会研究論文集)
巻： 66  号： 1  ページ： 1_11-1_18(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： X0568A  ISSN： 0910-8173  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模な自然災害が発生すると,電気,ガス,上下水道など,インフラが停止する。発災直後に最も困るのは食事ではなく排泄行為である。これは,使用できるトイレの数が被災者に対して圧倒的に不足するためである。そこで,支援物資にある飲料水や清涼飲料水用として広く普及している「縦開き型(上面を開ける形式)」,「横開き型(側面を開ける形式)」の二種類の段ボールから,誰もが簡単に同程度の品質で製作できる簡易組立式災害用段ボールトイレを考案した。本論文では,まず,これらの災害用段ボールトイレの製作方法を示した。次に,それぞれのトイレに対して使用時を想定した負荷を加え,各部の変形量を計測した結果を示した。実験結果から,いずれも変形量が0.01mm程度以内であり,十分な強度を有していることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *PETボトル ,  *災害 ,  *段ボール ,  便所 ,  製造 ,  方式 ,  耐久性 ,  自然災害 ,  インフラストラクチャー ,  排泄 ,  組立 ,  変形 ,  強度
準シソーラス用語： インフラ ,  *トイレ ,  製作 ,  方法

著者キーワード (10件)： Corrugated Cardboard Toilet ,  PET Bottles ,  Disasters ,  Fabrication Method ,  Structural Strength ,  Corrugated Cardboard Toilet ,  PET Bottles ,  Disasters ,  Fabrication Method ,  Structural Strength

分類 (2件)： 各種紙製品・紙製容器  (YL04030O) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 1) 山下亨:増補版トイレが大変 災害時にトイレ権をどう保障するか 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓,近代消防社,2005
• 2) 日本トイレ研究所,http://www.toilet.or.jp/(参照日 2018年9月1日)
• 3) 植竹桃子:紙おむつを利用した災害時用マイ・トイレの提案,日本家政学会誌,65(3),148-157,2014
• 4) 渡辺俊生:命を守る排泄器具「くるまるくん」の開発,デザイン学研究特集号,15(59),35,2008
• 5) 都市環境部環境保全課:第23回災害時のトイレに関するアンケート集計結果及び分析,Uモニ(浦安市インターネット市政モニター制度),1-3,2012

タイトルに関連する用語 (6件)： ペットボトル ,  災害 ,  段ボール ,  トイレ ,  提案 ,  製作