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J-GLOBAL ID:202002289686925407   整理番号:20A1409864

リポソーム中の光重合性ジアセチレンと不飽和リン脂質の二成分混合物の相分離挙動【JST・京大機械翻訳】

Phase separation behavior of binary mixture of photopolymerizable diacetylene and unsaturated phospholipids in liposomes
著者 (4件):
資料名:
巻: 1862  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジアセチレン脂質のような光重合可能な脂質は,脂質二分子層構造を安定化するそれらの能力のために多くの注目を集めている。本研究では,1,2-ビス(10,12-tricosadiynoyl)-sn-グリセロ-3-ホスホコリンを含む脂質二分子層の相分離挙動を調べた。ジインPCと非重合性脂質,1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)からなるリポソームの相分離挙動を,冷却と加熱プロセスの両方で蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)アッセイを用いて評価した。重合したジアセチレン基によって寄与された吸光度を測定することにより,DienePCの重合挙動と配向を評価した。ダイインPCの主な相転移温度(T_m)と配向温度(T_o)を示差走査熱量測定(DSC)と吸光度測定から決定した。比較として,ジインPCと同様のT_mを持つ1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DPPC)からなるリポソームを,DaynePC含有リポソームと同様に評価した。DPPC/DOPCリポソームは,冷却と加熱プロセスの両方でDPPCのT_mで相分離を示した。一方,DaynePC/DOPCリポソームの相分離はDaynePCのT_o付近で起こったが,冷却過程ではわずかに増加した。興味深いことに,リポソームをT_oよりかなり低い温度に冷却すると,相分離はその後の加熱プロセスにより促進され,T_oの近くの相分離の最大状態に達した。これらの結果は,ダイインPCの相分離が配向状態と熱分子運動の両方に影響されることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生体膜一般 
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