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J-GLOBAL ID:202002289904484274   整理番号:20A0069565

歯周炎の実験モデルにおける多不飽和脂肪酸ケトックの抗菌機能【JST・京大機械翻訳】

Antimicrobial function of the polyunsaturated fatty acid KetoC in an experimental model of periodontitis
著者 (23件):
資料名:
巻: 90  号: 12  ページ: 1470-1480  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0091A  ISSN: 0022-3492  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:腸内細菌により生成される生物活性代謝産物KetCは種々の有益な効果を発揮する。それにもかかわらず,歯周炎の病因におけるその機能は不明のままである。ここでは,歯周炎のマウスモデルにおけるKetCの効果を検討し,基礎となる機構を検討した。【方法】:31匹の8週齢の雄C57BL/6Nマウスをランダムに4つの群(非結紮,非結紮+KeoC,結紮+Porphyromonas gingivalis,および結紮+P.gingivalis+KetC)(n=7/8マウス/群)に分割し,KetC(15mg/mL)または賦形剤の毎日の経口投与を2週間与えた。歯周炎を誘発するために,7日目に上顎左第2大臼歯に5-0絹結さつを置き,3日毎にP.gingivalis W83(10~9コロニー形成単位[CFU])を経口投与した。14日目に,すべてのマウスを安楽死させた。歯槽骨破壊は,セメント質-エナメル質接合部のレベルから歯槽骨冠まで測定された。さらに,骨損失レベルは,ヘマトキシリンとエオシンで染色された歯肉組織切片から確認された。P.gingivalisの存在を,リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて定量した。in vitroで,KetCの静菌作用と殺菌効果を,それぞれP.gingivalisの増殖に対する抑制活性を分析し,生/死細菌染色キットを用いて評価した。次に,二重結合欠損代謝産物(KeoB)を用いて,P.gingivalisに対するKetCの抗菌活性における二重結合構造の重要性を調べた。【結果】in vivoでは,KetCは歯槽骨破壊を軽減し,歯周炎群におけるP.gingivalisを抑制した。in vitroにおいて,KeoC(KEoBではなく)はP.gingivalisの増殖と生存性を用量依存的に下方制御した。結論:KetCは,その抗菌機能を介して歯周炎モデルにおける歯槽骨破壊を減少させた。したがって,この生物活性代謝産物は,歯周治療を支援するための臨床応用において価値がある可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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歯の基礎医学  ,  歯と口腔の疾患 
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