抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,和歌山県の日本農業協同組合(JA)紀の里の女性加工グループの事例研究により,女性農業者の意識と行動の変化を明らかにすることを目的とした。14の加工グループにおける主観性で作用するメンバーの意識と行動の変化を調べた。その結果,第1に彼女ら自身の農産物と加工技術を調和させる意欲が学習法から来るが,意見の交換は女性の主観性に強く影響することが分かった。第2に共同作業の関係性は事業関連の加工活動を通して女性農業者の間で2倍になっている。第3に新しいソーシャルネットワークが構築されている。第4に女性の加工グループの活動は自信を高め,女性農業者の行動の範囲を拡大していることが明らかになった。最終的に,新たな仕事で働く意欲につながった。(翻訳著者抄録)