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J-GLOBAL ID：202002290112624412   整理番号：20A0647063

コロニーレベル特性に対する行動応答は赤色収穫アリコロニーの擾乱抵抗性に影響する【JST・京大機械翻訳】

Behavioral responses to colony-level properties affect disturbance resistance of red harvester ant colonies

著者 (3件)： Hayakawa Tomohiro (Mechatronics-Lab, Department of Mechanical Engineering and Science, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Dobata Shigeto (Laboratory of Insect Ecology, Graduate School of Agriculture, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Matsuno Fumitoshi (Mechatronics-Lab, Department of Mechanical Engineering and Science, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Journal of Theoretical Biology  (Journal of Theoretical Biology)
巻： 492  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0288B  ISSN： 0022-5193  CODEN： JTBIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 社会的昆虫のコロニーのような自己組織化生物学的システムは,それらの分散制御と環境変化に対する柔軟な応答により特徴付けられ,しばしば群れ知能に似ている。分散制御はエージェント間の局所的相互作用の積であることが良く知られているが,鳥類の視点を必要とせずに,全体システムの現状を示す特性の間接的知識は,各エージェントが変化に応答するのを助け,それによりより適応可能なシステムに導く。本研究では,コロニーレベル特性に対する労働者の行動応答を支配するルールを分析し,それらが社会的昆虫コロニーにおける適応柔軟性に寄与するかどうかを評価した。著者らは,モデルシステムとしての赤ハーベスタ(Pogonomyrmex barbatus)の間のタスク割当に焦点を合わせ,作業者間のタスク割当のシステムを記述するための常微分方程式モデルを開発した。著者らは,労働者がコロニーサイズと栄養状態のコロニーレベル特性の変化にどのように応答するかを特定する12のシナリオをシミュレートする。著者らは,労働者がコロニーサイズの増加に応じてそれらの接触率を低下させると,自然界のP.barbatusコロニーのそれに類似して,コロニーサイズの増加を可能にし,労働者がコロニーの広い栄養レベルを減少させると環境擾乱に対する回復力を増加させることを見出した。コロニーレベル特性への応答を支配するこれらの負フィードバック則は,アリとミツバチに関する以前の報告と一致する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分散制御 ,  *コロニー ,  労働者 ,  昆虫類 ,  相互作用 ,  栄養状態 ,  自己調節 ,  エージェント ,  柔軟性 ,  常微分方程式 ,  自己組織化 ,  生体系 ,  負帰還 ,  ミツバチ
準シソーラス用語： タスク割当 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 自己調節 ,  適応行動 ,  タスク割当 ,  ODEモデル ,  Pogonomyrmex barbatus

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロニー ,  行動応答 ,  赤色 ,  収穫 ,  アリコロニー ,  擾乱 ,  抵抗性