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J-GLOBAL ID:202002290228680348   整理番号:20A0544970

Mn_2O_3/還元酸化グラフェンナノ複合材料における誘電緩和過程【JST・京大機械翻訳】

Dielectric Relaxation Processes in Mn2O3/Reduced Graphene Oxide Nanocomposites
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 2130-2136  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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デバイス応用のための電子材料の開発に不可欠なものは,材料の動的緩和過程の理解である。本論文では,純粋なMn_2O_3およびMn_2O_3/還元酸化グラフェン(RGO)ナノ複合材料における緩和過程の理解を,結晶粒および結晶粒界(GB)の容量性寄与に基づいて改善することを試みた。これを達成するために,純粋なMn_2O_3およびMn_2O_3/xRGO(x=5,10および20wt%)ナノ複合材料について,ゾル-ゲル法により調製した誘電特性を,広帯域誘電分光計(BDS)を用いて室温で広い周波数範囲で調べた。試料の結晶構造,分子構造及び微細構造をX線回折(XRD),Fourier変換赤外分光法(FTIR)及び走査電子顕微鏡によりそれぞれ特性化した。XRD分析は,結晶構造の著しい変化を伴わない全ての試料において斜方晶系結晶構造の形成を示した。FTIRスペクトルはグラフェン含有量を導入すると新しい吸収バンドを示さなかった。Mn-O振動に対応する特性ピークは低波数にシフトし,粒子サイズの増加を示した。誘電研究は,Mn_2O_3/RGOナノ複合材料の誘電特性におけるいくつかの変化を示した。純粋なMn_2O_3に対して,2つの緩和過程が明確に観察された;高い緩和時間(τ=1.7×10~-2s)に位置する遅いものはGBs容量の寄与に関連しているが,より低いτ(=2.5×10~5s)のより速いものは粒の容量の寄与に関連している。Mn_2O_3/RGOナノ複合材料に対して,両方のプロセスに対するτは10wt%までRGOの増加と共にわずかに増加し,20wt%において非常に低い値に著しく減少した。興味深いことに,XRDとFTIR技術よりもむしろBDSは,Mn_2O_3/RGOナノ複合材料の小さな変化に対してさえ,強力で敏感な技術と考えられる。Copyright The Minerals, Metals & Materials Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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炭素とその化合物 
タイトルに関連する用語 (3件):
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