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J-GLOBAL ID:202002290542217521   整理番号:20A1013480

フルクト-オリゴ糖は非アルコール性脂肪肝炎のマウスモデルにおける短鎖脂肪酸の産生増加を介して脂肪肝炎,内臓脂肪蓄積および関連慢性炎症を改善する【JST・京大機械翻訳】

Fructo-oligosaccharides ameliorate steatohepatitis, visceral adiposity, and associated chronic inflammation via increased production of short-chain fatty acids in a mouse model of non-alcoholic steatohepatitis
著者 (18件):
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巻: 20  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)はメタボリックシンドロームの肝症状である。NAFLDのスペクトルの範囲内で,非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は,肝臓炎症および線維症と組み合わせて,肝硬変および肝細胞癌に至る可能性がある。代謝異常はNASH病因に寄与することが報告されている。本研究は,NASHの肥満マウスモデルにおける脂肪性肝炎と内臓脂肪症に及ぼすフルクトオリゴ糖(FOS)の影響を測定することを目的とした。12匹の新生児C57BL/6J雄マウスに,従来の食事で肥満を誘発するためにグルタミン酸ナトリウム(MSG)を皮下注射した。6匹のマウスに10週齢から飲料水を介して5%FOSを投与した。18週目に,肝臓と精巣上体脂肪の組織学的特徴を群間で比較した。糞便および血清中の脂質代謝酵素およびSCFAの肝臓mRNA発現を測定した。脂肪酸シンターゼおよびグリセロール-3-リン酸アシルトランスフェラーゼの肝臓における肝脂肪変性,炎症性細胞浸潤,および肝細胞バルーン形成が,MSG処理マウスにおいて観察された。FOS処理は肝臓病理を改善し,脂質代謝酵素のmRNA発現レベルの増加を鈍化した。加えて,FOSは脂肪細胞の肥大とクラウン様構造の形成を阻害し,MSGマウスの精巣上体脂肪におけるM1マクロファージ頻度を減少させた(39.4%±3.0%対22.8%±0.7%;P=0.001)。FOSは,n-酪酸の糞便濃度(0.04±0.01対0.38±0.14mg/g,P=0.02),プロピオン酸(0.09±0.03対0.42±0.16mg/g,P=0.02)と酢酸(0.65±0.16対1.48±0.29mg/g,P=0.03)だけでなく,プロピオン酸の血清濃度も増加した(3.9±0.5対8.2±0.5μmol/L,P=0.001)。FOSは,SCFA産生を増加させることにより,脂肪性肝炎,内臓脂肪症および慢性炎症を改善する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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消化器の基礎医学  ,  脂質の代謝と栄養  ,  消化器の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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引用文献 (41件):

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