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J-GLOBAL ID：202002290556425299   整理番号：20A1029161

新規ナイルティラピアNeu1シアリダーゼ シアリダーゼNeu1a及びNeu1bの分子クローニング及び生化学的特性化【JST・京大機械翻訳】

Novel Nile tilapia Neu1 sialidases: Molecular cloning and biochemical characterization of the sialidases Neu1a and Neu1b

著者 (11件)： Honda Akinobu (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Chigwechokha Petros Kingstone (Department of Biological Sciences, Malawi University of Science and Technology, Thyolo, Malawi) ,  Takase Ryo (Faculty of Fisheries, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Hayasaka Oki (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Fujimura Koji (Faculty of Science, Niigata University, Niigata, Japan) ,  Kotani Tomonari (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Kotani Tomonari (Faculty of Fisheries, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Komatsu Masaharu (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Komatsu Masaharu (Faculty of Fisheries, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Shiozaki Kazuhiro (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Shiozaki Kazuhiro (Faculty of Fisheries, Kagoshima University, Kagoshima, Japan)
資料名： Gene  (Gene)
巻： 742  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0701B  ISSN： 0378-1119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リソソーム脱シアリルは,シアロ糖複合体を再生するために必須であるシアロ糖ペプチドの分解における初期段階である。Neu1シアリダーゼは哺乳類リソソームにおけるシアル酸の除去に関与する酵素である。Neu1シアリダーゼは哺乳類に類似した魚で保存されているが,それらの生理学的機能は完全に理解されていない。ナイルティラピア(Oreochromis niloticus)は,遺伝子重複により生じた可能性のあるゲノムにおいて,2つの推定Neu1シアリダーゼ(Neu1aおよびNeu1b)を有することが知られている。これは,魚類,特にcichlidにおけるNeu1シアリダーゼの理解が,これらの遺伝子の(新しい)生理学的機能への洞察を提供できることを示唆する。さらに,ティラピアのNeu1シアリダーゼの特性化は,魚のシアリダーゼ(特性化されたティラピアのシアリダーゼNeu3およびNEU4のような)によって行われる脱シアリル反応の明確さを保証するために最も重要である。従って,本研究はティラピアNeu1シアリダーゼの特性化に焦点を当てた。Neu1bはNeu1aと比較して狭い基質特異性を示したが,カテプシンA誘導活性化,最適pH及びリソソーム局在化のようなこれら2つのNeu1シアリダーゼの性質は保存された。Neu1a mRNAレベルは,Neu1bのmRNAレベルと比較して,ティラピアの様々な組織で検出された。Neu1bのクローン構築物はティラピアNeu1aと異なり余分なエクソンを含んでいたが,エクソンはNeu1bの酵素的性質に影響しなかった。本研究は,ティラピアのNeu1aプロファイルが他の脊椎動物のNeu1アイソフォームと高度に保存されていることを示唆しているが,Neu1bはおそらくCichlidaeファミリーの他のメンバーにおいて独立して進化している可能性がある。さらに,リアルタイムPCRを用いて,ティラピア胚発生の様々な段階において,シアリダーゼ遺伝子(神経1a,神経1b,神経3a,およびNEU4)の発現を測定した。シアリダーゼ遺伝子発現は,ニホンメダカ(Oryziaslatipes)における胚発生時に劇的に,個々に変化することが報告されている。神経1aのmRNAレベルは72と84hpfの間で劇的に増加し,84から144hpfまで穏やかに減少した。対照的に,神経1bの転写産物レベルは84と144hpfの間で変化せず,神経3aの発現は84と120hpfの間で徐々に増加し,144hpfで劇的に減少した。NEU4転写産物の最高レベルは84hpfで検出された。これらの発現パターンは日本メダカのそれらとは異なっており,恐らくティラピア胚で見出された異なる発生プログラムによるものであり,ティラピアのシアリダーゼの独特のプロファイルを伴っていた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： mRNA ,  遺伝子 ,  基質特異性 ,  *ノイラミニダーゼ ,  胚発生 ,  哺乳類 ,  メダカ ,  リソソーム ,  クローン ,  *遺伝子クローニング ,  *ティラピア ,  遺伝子重複 ,  遺伝子発現 ,  リアルタイムPCR法 ,  転写産物 ,  脊椎動物 ,  カダヤシ目 ,  分子遺伝現象

著者キーワード (5件)： 遺伝子重複 ,  リソソーム異化 ,  ナイルティラピア ,  シアル酸 ,  シアリダーゼ

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナイルティラピア ,  シアリダーゼ ,  分子クローニング ,  生化学的特性