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J-GLOBAL ID:202002291227863937   整理番号:20A0591003

遊離エキソソームは臍帯血由来幹細胞の免疫調節に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Released Exosomes Contribute to the Immune Modulation of Cord Blood-Derived Stem Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  ページ: 165  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:臨床研究は,1型糖尿病および他の自己免疫疾患の治療に対する臍帯血由来幹細胞(CB-SC)の免疫調節を示し,長期にわたる臨床効果がある。CB-SCの免疫調節の基礎となる分子機構を決定するために,CB-SCから放出されたエキソソームの作用を本研究で調査した。【方法】エキソソームを超遠心を用いてCB-SC培養から分離し,異なるマーカーで確認した。活性化T細胞と末梢血単核細胞(PBMC)からの精製単球を,精製エキソソームの存在下または不在下でCB-SCで処理し,続いて異なる免疫細胞マーカーによる表現型変化の機能的およびフローサイトメトリー分析を行った。結果:CB-SC由来エキソソームは,85.95±22.57nmのサイズで,CD9,CD63およびAlixを含むエキソソーム特異的マーカーを示した。CB-SCの処理と比較して,機能解析は,CB-SC由来エキソソームが活性化PBMCの増殖を阻害し,炎症性サイトカインの産生を低下させ,活性化CD4+TとCD8+T細胞の割合をダウンレギュレートし,ナイーブCD4+TとCD8+T細胞の割合を増加させることを示した。蛍光色素DiO標識エキソソームを用いて,フローサイトメトリーにより,エキソソームがPBMCにおいて単球に優先的に結合し,処理単球のミトコンドリア膜電位の改善をもたらすことを明らかにした。さらなる研究は,精製単球が2型マクロファージ(M2)表面マーカーを示す紡錘様マクロファージを生じ,エキソソーム処理後の免疫寛容関連サイトカインの発現をアップレギュレーションすることを示した。結論:CB-SC由来エキソソームは,自己免疫疾患の臨床治療におけるCB-SCの免疫教育に寄与する,複数の免疫調節と主に単球を示す。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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